死人たちのアガルタ設定資料
ねくろん@カクヨム
アンデッドの種類
例によって死に設定が多数かもしれません(
再送:人間以外の物体、動物を加えられたアンデッドが自我を維持できるのか?
回答:自我の互換性の保証は、実体をもつものが世界と関係をもっているという条件を満たす限りなされる。
人や獣、植物、鉱物であっても、その自我がもつ世界との関係性は変わらない。
この肉体が世界に干渉可能な状態で存在している限り、それは変わることがない。
〇ライカン種
生物学分類における哺乳綱に属する獣がアンデッド化したもの。
または、人間型にそれらの特徴を追加したもの。
〇ハーピー種
鳥綱
〇エキドナ種
両生綱
〇セイレーン種
魚綱
〇アラクネ種
昆虫綱
★動物以外のものがベースになった特殊なアンデッド。
(付喪神的な?)
〇モノリス種
結晶コンピューター。
単一の鉱物に自我を追加したもの。
宝石のように美しい体を持ち、非常にまれな存在。
〇プロンテア種
植物界に属する生物の特徴を追加したもの。
・グレイコプリア (淡水にすむ藻類)
・レッドコプリア (沿岸に生息する海藻類)
・グランコプリア (陸上に生息する樹木や草)
以上の三種が存在する。
植物系アンデッドは主にグラウンドコプリアのことを指す。
〇キメラ種
上記の種別をハイブリッドにしたもの。
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■アンデッドの世代による分類
〇第1世代
軍隊による使用を前提とした厳格化された階級制度を持つアンデッドたち。
コンスクリプト(召集兵)に代表される、低い階級のアンデッドは、動物程度の低い認知と自我しか持たず、命令を忠実に実行し、行動するに留まる。
彼らはロボットと同一視された存在で、個体としての意識をされることはない。
人の形状をしているとは限らず、作業機械のオペレーティングを担当するモジュールとして多種多様な形状の容器に給餌機とセットで搭載されている場合もある。
他方、尉官から佐官クラスの高い階級のアンデッドは、人間を変わらない自我を持っており、その知識や判断力も後世の高級アンデッドたちと比して、遜色ないものとなっている。
しかしながらその高い能力も、軍組織の範囲内で制限を受けている。
彼らは現在、数千名程度が残存しており、旧政府の特殊作戦群の装備と組織を引き継いで、各地の軍事基地と戦略的要衝を維持している。
彼らの戦闘指揮能力自体は高いが、最高指導者は不在で、総長代理となっている。
日本防衛軍の組織は、戦後2派に分かれた。それらは旧日本政府の指示を待ち続けている、特殊作戦群に相当するMIC(Militaly Immortal Command)と、現行の世界を尊重し、コデックスから逸脱して各地で警備を行っている「衛兵隊」になる。
MICは現在、立川の昭和記念公園と、立川広域災害基地に跨った広大な地下施設に拠点を構えている。
MICは、現時点で戦前の最高レベルの装備と技術に、唯一アクセスが可能な組織となっている。
しかしMICは戦争前に制定された「コデックス」というアンデッド兵士の規範から逸脱しないように、その行動に細心の注意を払っており、合議制のもとで意思決定を行っているため、彼らの状況対応力は低い。
(廃墟で襲い掛かってくる軍用アンデッドは大体第1世代。レベル1~レベル99までいるイメージ。)
〇第2世代
戦中、戦後に「箱庭」の領域に住まうネクロマンサーたちによってつくられたアンデッドたちを総称する。
独立した自我を持ち、軍隊や宗教の組織や社会階級など、諸制度に縛られることがなく、自由意志を持ち、自立した意思決定のもとに行動する。
気まぐれで混沌とした行動原理で動き、多くの個体の行動は予測不可能である。
戦意鷹揚なものだけでなく、臆病なものもおり、紋切り型の軍人のような性格の第一世代と比較すると第二世代は人格、外見共にバリエーションに富んで人間的な感覚を持ち合わせている。
彼らは他者との対話を重視する傾向があり、個人が派閥と友好関係を結びやすい。
また、肉体的な部分での性能面でも特筆すべき点がある。
彼らの体は、ただでさえ高品質な素材を更に選別し、職人芸の精緻を極めた工作が行われている。
第二世代の肉体的な性能は、現行のすべての世代の中でも頂点にある。
それゆえ、第二世代には伝説的なアンデッドが多数存在する。
社会的な帰属意識に関して、第二世代の評価は「緩い」の一言である。
自らの派閥を持つ、特定の派閥に所属する等は稀。縁があれば各派閥に協力したり、一時的に所属するが、特定派閥に肩入れすることはあまり見られない。
そのため、彼らの行動規範を自由主義や快楽主義、刹那主義とみて軽蔑する者たちも少なくはない。
(25話時点でオズマ、ステラがこの第2世代にあたります。JOJOでいうと柱の男クラスのやべーやつら)
〇第3世代
戦後、地上で生まれたアンデッドたち。
第2世代アンデッドが、断片的なネクロマンシーの技術情報からアンデッドを生み出した事が切欠となり、次第にネクロマンシー技術が伝播していく。
そのうち、第3世代が農場や工房で必要とされる労働力の確保のため、第3世代が第3世代を生み出すという状況に至る。
そこには第2世代を生み出した箱庭のネクロマンサーとは、隔絶した技術と知識の差がある。その差はもはや埋めがたく、第3世代のもっぱらは第1世代の低階級のアンデッドと同程度の力しか持たない。
第3世代の出身で戦闘を嗜好するアンデッドは、傭兵やクズ拾いとして身を立てる者もいるが、大抵は野盗や追剥ぎとなる。
それか、同じような境遇のもので寄り集まって、野外に砦や要塞を作って立てこもり、付近の者から通行料金や安全料を巻き上げる、盗賊領主のような存在になる。
(取りたてて指摘が無ければアンデッドと言えばほぼこいつら。JOJO一部の吸血鬼レベル。URYYYY)
〇第4世代
まだひみつ。
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