第6話 父の日記②

 以下、父の日記より。


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 電話を代わってもらい状況がわかる。

・ホテルは〇〇ホテル

・徒歩五分

・明朝九時にホテルに旅行代理店の人が来る

・出国カウンターの先へ行ってしまった二人も今見つかり、ホテルへ連れて行っている


 二十三時、皆をつれてようやくホテルへ着いた。

 カウンターでパスポートを提示してチェックインする。

 以下の五点を皆に説明する。

 にわかコンダクターになった。

・夕食が出るのでそれを持って部屋へ行く

・朝食の場所と時間

・明日の集合時間

・帰りの航空券は明日、チェックインカウンターに行ってからわかる

・国際電話使用の件(当初は立て替えるか払わなくてもいいようんなる)

 

 旅行代理店の人に連れてこられ、はぐれた二人もホテルで合流し、皆で再会を喜び合う。

 夕食を持って部屋へ着いたのは二十四時を回っていた。

 家へ電話をし事情を会社ん電話する。

 クリスマスイブに日にちはなっていた。

 zzz ……。


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 ※ほぼ父の日記の原文そのままなので、一部文章がおかしなところがありますが、当時の混乱ぶりを知っていただくためあえてそのまま掲載しております。

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