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  • 遺された謎への応援コメント

    「老婆は何故、他者に昼飯を恵んでもらっていたのか?」
     →私は老婆は、昼食を共にする誰かが欲しかったからだと思いました。また大金を残したのは自分が亡くなった後に、心配して探しにきた村人に与えるためではないか、と考えました。

    作者からの返信

     久坂裕介さん、コメントありがとうございます。
     老婆が残した謎について、考えて下さり嬉しいです。

     この作品は、読者の方の感性によって様々な考えができるようになっているのですが、久坂さんの想像をお借りすると、老婆は食事を誰かと共にしたかったのかなと思いました。そして、お金は村人に残したということですから、恩返しのつもりだったのだろうなと思います。
     孤独な老婆は、村人たちの優しさに触れていたかったのかもしれませんね。

     作品を読んで下さり、また評価もして下さってありがとうございました。

  • 遺された謎への応援コメント

    うろ覚えなんですが、ヨーロッパのどこかの国で、お金を使わずに生きる選択をして、それを本にした人がいるんですよ。自分でできることをサービスとして提供することで、衣食住を人に助けてもらって暮らすというやり方です。ドキュメンタリーを見たのですが、お互い助け合うような暮らしが、いいな〜って思えました。それを思い出しました。イソップ物語のような、読者に考えるヒントをくれる、すてきなお話ですね。

    作者からの返信

     かしこまりこさん、コメントありがとうございます。「すてきなお話」とおっしゃっていただき、とても嬉しいです。

     それから、かしこさんが教えて下さったヒントを元に、「お金を使わずに生きる選択をして、本にした人」を探してみました。すると、イギリスで1年間お金を使わずに生活する実験をしたという、「マーク・ボイル」さんという方が検索で出てきたのですが、もしやこの方……でしょうか? 違っていたらすみません(汗)

     ちなみに、この方の本を少しだけ拝読したのですが、どうやら一銭も使わずに、本当に色んな方の助けを借りて1年間過ごしたのだろうなという印象を受けました。

    『乞食の老婆』に出てくる老婆が残した謎は、様々な考えが出来るようになっていますが、かしこさんの想像をお借りすると、老婆は人に助けてもらいながら生きることを選んだのかもしれないなと思いました。

     作品を最後までお読み下さり、また評価もして下さってありがとうございました。

  • 遺された謎への応援コメント

    金に支配されている現代人への究極のメッセージを感じます。ただ、老婆本人は、それが批判のメッセージになることにも無関心で、命ある時のふれあいの中で、ささやかな幸せを飄々と渡り歩き、風のように去っていった。見事な生き方だと思います。簡単には出来ない。

    作者からの返信

     @aono-haijiさん、コメントありがとうございます。
     老婆が残した謎について、考えて下さり嬉しいです。
     お金があるにもかかわらず、それを使わなかった老婆。その理由について様々考えられると思いますが、@aono-haijiさんが想像された老婆は、格好いい印象を受けました。
     特に「ささやかな幸せを飄々と渡り歩き、風のように去っていった」という表現は、老婆の強い意志が感じられます。
     もしかすると老婆は、お金では買えないものを彼女が求めていたのかもしれませんね。

  • 遺された謎への応援コメント

    不思議なおばあさんの生き方でしたね。
    本当の意味は亡くなった本人にしかわからないでしょうし、本当に謎のままになりそうです。
    村人のやさしさが身に染みた説に一票入れたいです。

    作者からの返信

     小烏 つむぎさん、コメントありがとうございます。
     おっしゃる通りで、残された方は老婆がどうしてそうしたのかを想像するしかありません。そしてその想像によって「老婆の本来の姿」というものも変わって見えて来ると思います。

     >村人のやさしさが身に染みた説に一票入れたいです。
     ありがとうございます。
     小烏さんが投票して下さった視点から見ると、老婆は孤独感を和らげたいと考えていた人なのかなと思います。