あなたの微笑みが眩しくて

私は動けなくなる

あなたの声が心に響いて

私は泣きたくなる

こんなに好きなのに

好きと伝えることもできないまま

また今日が終わってゆく

あなたの心は澄み渡る空のように私を開放し

あなたの言葉は母なる大地のごとく私を包む

こっちを向いてほしいと願い

見つめる視線

あなたは気付くこともなく

今日もまた通り過ぎる

恋とはまるで山盛りの課題ね

難しくてちっとも先に進まない

恋とはまるで高く積まれた本の束

答えのない物語の集合体

いつかこの想いを伝えるために

私は今日も問いかける

あなたの瞳に映るにはどうすればいいの？

あなたの心に入り込む近道はどこ？

そうしてまた願いましょう

夢の中での再会を……

*****

「第四皇子推しのモブ女ですがツンデレ妖魔に溺愛されて困ってます！」

ミシェル・メリル著

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