ERRஔR — a3)no*<+
筑駒文藝部
ERRஔR
気がついたら、僕の前で彼女は息絶えていた。どうやら僕が殺してしまっタらしい。僕の気持ちとは裏腹に、星は輝き、雲が流れていた。僕は今さっき起き{||=!?=<`た出来事を思い出す。そうだ。君が鉛筆で絵を描いていたからだ。僕が慣>$!+*9れない包丁さばきでஔを切っていたからだ。君の飼っていた猫が爪を立てて僕に飛んできたからだ。君がその鉛筆で僕のことを刺してきたからだ――
彼女の死体はここにあるのに、触れルこともできない。彼女の猫も、ここにいるのに、近づくこともできない。es~|~-|
ああ、いっそஔと、遠い世界の果てに消えていってしまおうか。そんなことも考えながら、僕は手に持ったやスリでその包丁をやすっていた。
僕は生まれつき、先端恐ஔ症だった。傘の先ですら怖くて、よく合羽を着ていた。コンた͜͜͏̘ントや靴紐の先は当たり前のように{|{]:54=?怖く、針金なんてもってのほかだった。
小学校の頃は、これが理由でいじメラれた。中学校も、高校も。クラスの男子だけでなく、学級委員の人からもいじめられた。先.5&¥|@8?生は、いじめるわけではなくても、チョークをもたなくてはஔない。そのせいで、成績は悪く、勉強もままならなかった。
なんとか卒業こそはしたものの、大学に進学することはできず、仕事も、家で出来るものを中心に、作詞作曲や、リモートでの授業などを行っていた。そのため、新型コロナウイルスにはある意味大変お世話+;(?になった。
彼女と出会ったのは、リモートでの授業をしていた時だった。彼女は、よく授業を手伝ってくれていた。具体的には、資料の作成や、図示など様々なことをやってモらっていた。
そこで好意が|{|~;*09]<+?芽生え、僕からプロポーズした。彼女は、快く快諾してくれた。僕の家に通うようになったのは、それからだった。
彼女は、たくさん僕ஔஔの世話を焼いてくれていた。僕は彼女に気を遣わせないように、先端恐怖症のことを隠していた。だが、日に日に気づいて行ったのだろう。
ある時、彼女はペンを指差しながら、こう聞いてきた。
「ஔ、ஔஔ?」
僕は、気づかれたのだと悟り、全てを話した。
それからというもの、気を遣ってくれるようになったが、同時に、態度も変わっていった。今まで優しく接してくれていた彼女の姿は、もうそこにはなかった。
それからというもの、時々家に来て~']<;8は世話を焼いてく><れながらも嫌がらせをするようにすなった。日本語がおかしいと思われるが、そうとしか言い様がなかった。
今日も例外ではなஔஔஔ。
鉛筆はたまたまかもしれないが、いつもは手伝ってくれる料理を手伝っ~|{て]/|くれなかったり、爪を伸ばしたりしているのには悪意が感じられた。
鉛筆で僕を刺してきたとき、僕は何を考えていたのかは分からない。パニックになっていたからだ。今となってはなんで刺し|{]てきたのかを疑問に思う。ஔஔஔの先端が怖くなって、その先端がまた怖くなって、いつの間にかみじん切りのようになっていたからだろうか。
やっぱり僕が全て悪いのだろうか。
これが悪夢ならいいのに。
起こったことが全て悪夢で、夢から醒めたら普通の日常に戻ってくれたらいいのに。
全て悪夢で、またモとの世界で、彼女と一緒に、また笑えたらいいのに一
そんなことを思いながら彼女|{|*?!]&の死体の方を見る。
するとテーブルの上のスマホからTwitterの通知音がした。それは、一通のリプライだった。
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そこにはこう書かれていた。
気になってそこから通知に飛ぶ。すると、なかにはこのような文字が書かれていた。
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そして僕は飛び出した。
僕はそのた͜͜͏̘̣͔͙͎͎̘̜̫̗͍͚͓すơ̟̤̖̗͖͇̍͋̀͆̓́͞͡け̜ͪ͂͊てまで行かなくてはいけないのだと感じた。
そして僕は気を失ったのだった―—。
気がついたら今になっていた。
自分の存ஔஔ在を確かめ、外に出る。
そこは、いつもの風景ではなかった。
僕は、異世界に飛んでいたのだった。
息絶えている彼女kr3~`|{;<*.の存在が、僕を現実、いや、異世界に取り戻す。そして僕は旅に出たのだ。
異世界は一本道で出ஔ来ていた。
所々、気持ちஔஔஔ悪い色をした砂嵐のような風景が広がっていた。
また、所々に、様々な仕掛け、ギミックのようなものがあった。例えば、人狼であったり、クイズであったり、でも全てஔஔஔそれは、何だか懐かしいような、新しいような、それでいて心になにか引っ掛かるものだらけだった。
僕の心をたsஔஔeくれたのは、道中で出会った、仲間たちだった。
でも、彼らは僕と<|{=|*?#は違った。
彼らには帰るべき場所があり、生きる道があり、それぞれの夢がஔஔあった。
僕のような人殺しとは、ஔんも関わりの無いような、そんな人たちばかりだった。なんで神様はこのようなこஔをするのか、僕には訳が分からなかった。
僕らは、突き当たりが見えるところまで来ていた。そこには、まஔஔ部屋があった。そして、中にある本には、こう書かれていた。
これが悪夢ならいいのに――。
夢なら醒ஔஔくれ――。
2008/05/0<=?;>7
その日は、何かの記念日だっஔஔた。そんな気がした。だが、今の僕には思ஔஔஔい出すコトができなかった。
いや、その日付より、文字化けの]{)方に気を取られていたからかもしれない。
ht本当なら、ここで気がஔஔ付くべきだったのかもしれஔない。だが、そんなஔ方法などஔなかった。
そして、僕らは突き当たりにあるドアを開けた。すると、中には道/];(**9+]?があった。
暗い、いっぽஔみちだった。この中で一番頭のいい彼が僕に近寄ってくる。
そして、ぼくを貫通した。
一瞬、何が何だか分からなかった。そして、微笑んでは影が薄くなり、身体が薄くなஔり、そして全身が消えた。
訳もわかっていない内に、一番勇敢だった彼も、いつの間にか消えていた。
そして、仲間たちは同じようにして、全員消えていた。もしかしたら元からいなかったのかもしれない。だが、今となってその証明はできやしないし、また、仲間たちとの記憶も、あやふやになってしまっている。なにかを忘れている気がした。だが、今の僕に思い出せないということは、すぐに分かった。そして僕は先へススンダ。
ஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔ、ஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔஔ。
そこには、部屋があった。そしてどこからか聞き覚えのあるような、無いような、そんな声がした。そしてその声は、こう告げた。
「いままஔஔで…ごmஔஔஔんね…」
そして、こう続けた。
「ぼஔஔஔくஔஔのஔஔなஔ前ஔஔஔを、オシஔஔエテஔஔஔ…そしஔஔஔてஔ僕ஔஔを…
た͜͜͏̘̣͔͙͎͎̘̜̫̗͍͚͓すơ̟̤̖̗͖͇̍͋̀͆̓́͞͡け̜ͪ͂͊て…」
僕は、いま、ハッとなって気]~]{]がついた。
この覚えのあるような、仕掛けも、本に書いてあった日付も、この声も、全て彼女のモのだった。全ては、彼女との思い出の、結晶だったのだ。ஔஔஔஔஔஔ。
先端について何も考えなくてよかったのも、今までのこの優しさも、ஔஔஔそしてこの世界に連れてこஔஔられたのも、全て君のおஔかげだった。
だが、僕にはもう答える事ができない。なぜならば、ぼஔஔくは彼女をコロシtஔஔஔしまったからだ。
この世ஔஔ界のバグஔについてஔஔも、僕にஔஔஔはஔஔஔどうஔするこஔとも出来なஔஔかった。
彼女は、すこしかすれஔஔஔた声で、笑ったようにこう言った。
「そうஔஔか…mஔoう覚えt…いなஔஔஔいஔんだね…かな…sஔいな…
やっஔஔஔぱり…
忘れちゃったんだね。
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そして彼女は、君は、こう告げた。
「僕ஔஔஔのஔஔஔこと…
思ஔஔいஔஔ出しஔஔஔて」
そして、世界はバグに包まれた。
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ஔஔஔஔஔஔ@d*+?
これかஔஔஔら先、僕は、彼らは、そして君は、どうなஔஔஔるのだろうஔஔか?そんஔஔஔஔஔなことを考えஔながら、僕はஔஔஔ、バグに包まஔஔஔれるஔஔஔのを、待つ。
もうすぐこのஔஔஔ日記も、バグに包ஔஔஔまれるஔஔஔ5aのかもしれない。だが、ஔஔஔ君たちは忘れஔஔஔないでくれ。
僕ஔஔஔがஔஔஔいஔஔஔたஔஔஔのஔஔஔだஔஔஔとஔஔஔいஔஔஔうஔஔஔこஔஔஔとஔஔஔをஔஔ。
そஔஔஔしஔஔஔてஔஔஔ
君のஔஔ作っஔたこの世界を。
―君ஔஔஔの名前を―
ERROR ERROR ERROR
そしてまた意識は遠のいた。
気が付ஔஔஔいたら僕の前でஔஔ君は息絶えてஔいた。
そんなこஔとはなஔஔஔかった。
でも、君は跡ஔஔஔ形もなくどこかஔஔに消えてしまஔった。
いまஔஔもまだஔஔஔどこかஔにいるのஔஔஔかもしれ~|3]?+ない。
最初かஔஔらいなかஔったのかもஔஔஔしれない。nsb.+*#{]
でも、もしஔஔ、まだこの世界ஔのどこかにஔいてくれたஔら。
もஔし、また会ஔஔஔえることがஔ出来るのなら。
僕はஔஔ、真っஔ先に君ஔஔஔの名前ஔ叫ぶよ。
ピン<|!?* ポー|3/ン
こんなஔஔ時間にஔ誰だろஔஔஔう。
僕は恐る恐るド{5<アを開けた。
君は可愛い笑顔をஔஔ見せながら、僕に―—
ERROR ERROR ERROR
ஔஔஔஔஔஔஔஔஔ
5<%^@+=? 5<%^@+=? 5<%^@+=?
ERROR ERROR ERROR
ஔஔஔஔஔஔஔஔஔ
5<%^@+=? 5<%^@+=? 5<%^@+=?
ERRஔR — a3)no*<+ 筑駒文藝部 @tk_bungei
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