第21話仲間と飲む

つい先日、しゃべっていなかった男性と酒と将棋の話しで盛り上がり、今日、帰りに飲んだ。

この会社では、社員同士、連絡先の交換などを禁止しているので、コンビニの酒を買いベンチに座り飲んだ。

そして、僕と彼は酒を飲みながら将棋を指した。僕が飛車、角の二枚落ち。

僕の指導対局が始まった。僕は彼に華を持たせようと、上手く負けてやった。

彼はアマ4級だが、僕はアマ3段である。

二枚落ちで負けてはいけないが、彼に攻めさせた。


今日は午前中、裁縫、午後から箱磨き。

昼休み、喫煙所でタバコを吸っていると彼が現れ、今日は飲みませんか?と、言ってきた。

僕も、酒好きなので、返答に困らなかったのである。

明日も、コンビニ飲み会を予定している。

芸は身を助ける。

学生時代の将棋の力がコミュニケーションの役に立つとは。

ありがたい、話しである。

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