第20話僕のコミュニケーション力
今日は珍しく、午前中はいつもの作業所で箱磨き、午後から本作業所で裁縫。
昼休み、いつもの作業所でタバコを吸っていると、今まであまり喋らなかったゴツい男性と初めてしゃべった。
いつも、無口で僕は嫌われていると思っていたが、朝、電車が同じだったので声をかけたら、色んな話しをした。
人が群がるまで、彼は自分から話し出した。
苦手意識を持ってはいけない。
それから、昼メシを食べ終わったメンバーが喫煙所に群がる。
さっきの、男性はサッと消えた。
遠くで喫煙している。
僕と飲みたいと言った男の子と言っても、中年だが、彼は僕の所属する作業所に移りたいと冗談だか、本気だか分からない事を漏らした。
彼は昨夜はストロングゼロと言う9%のアルコール度数の酎ハイのロング缶を2本飲んだらしい。僕は350を2本でほろ酔いになったのだが。
僕も今夜はストゼロのロング缶2本飲んでみる。
朝までぐっすり眠りたいのだ。
これで、会社の殆どの人間と話した。国を越えて、日本人以外の船員と仕事していたので、僕はコミュニケーション力に自信があるのだ。後は、痩せないと。
今夜は、好きなモノを食べる。だって勤労感謝の日だから。
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