第7話一週間で覚えられるハズがない!

今日は検品を兼ねて箱拭き。

僕と同じタイミング入社の男性も、色んな仕事を覚えさせられる。

普通の障がい者なら、音を上げても良さそうな毎日である。

言ってる事が、最初と違うし。

だが、理不尽には慣れている。僕ら2人は何の仕事でも出来る様に育てたいらしい。

作業しながら、愚痴を言いあっている。

一週間、毎日、違う作業をして覚えた頃には、今度は仕事の速さを求められる。

来年、一年間頑張れたら、転職活動しよう。

今日は文化の日だが、仕事だった。土日祝休みの仕事に就きたい。

ここで、仕事が完璧にこなせなかったから、一般就労は無理である。

本社に移るまでは、ここで修行の日々。

兎に角、熱が出ない限り、仕事を休まない事と、睡眠時間。ダイエットエッセイを書いているが、疲れた日はビール飲んで寝ようと思う。昨夜は夜尿症に難儀したが、8時間は寝れた。

食事もキチンと食べる。

先ずは、仕事に慣れるよりも、仕事して体調管理が上手く出来るかが、課題であろう。

健常者には分からないかもしれない、精神障がい者の勤務風景。

何だか、今夜も良く眠れそうな気がする。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る