第6話聞き手の粗相は、言い手の粗相
今日も違う作業。この会社、新人に詰め込み過ぎだ。まさか、ここもブラックじゃあるまいな?
箱にシールを貼っていく作業。
淡々と説明通りに作業した。午後は昨日の苦戦した検品作業。
昨日、教えられた通りに作業したが、待った!がかかる。
昨日、言われた通りに作業していたが、スタッフが仕事を理解しておらず、スタッフリーダーに教えを受けていた。
それは、説教にも聞こえた。
ずいぶんと、作業が簡単になり昨日より作業できた。検査基準が甘くなるのは、大いに結構な事である。
明日は、文化の日。祝日であるが出勤日である。
今日は多少の怒りもあったが、頑張ったと自負出来るので、缶ビールを飲んだ。明日は、電車も空いているだろう。
教える人が間違えていれば、聞いた方も間違えるに決まっている。
理不尽だが、これには慣れている。
社会は理不尽で成り立っているのだから。
僕も40代半ばになると、処世術を身に付けてきた感じがする。
最後に、「もっと、速く」だと。
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