伊太利に恋する

佐藤描斗

二年の僕

プロローグ

ぼくとう奏。

ちょっとだんじょからまれるだけの、つうしょうがくせいのつもりだが、みんなにとってはちがうらしい。

けんいっぱんではこれをモテるというらしい。

あと、わらわないことをわるがられてる。

ぼくにとってはわらうってどうすればいいの?ときたいところだ。


いまぼくは、がっこうからかえってもつをおろしてひとやすみしているところだ。

「奏ー!かえってきてるならいいなさーい!おやつべてべんきょうするわよー!」

「はーいママー!いまくからってー!」

ははおやいっかいからびかけてきたので、ぼくいっかいりた。

そこにはチョコレートケーキらしきものがあった。

ぼくはそれをおもった。

ぼくおそおそははおやいた。

「・・・これって、ママのづくり?」

「ええ、そうよ。」

えぇ・・・。

うちのははおやりょうだった(かく)。

「・・・ちなみにこれ、なにつくったの?」

「えーと、ことではあらわしにくいんだけどほら!このレシピしたの!」

それはこのちゃいろいケーキのおもかげもないじゅんぱくうつくしいケーキだった。

「・・・。」




ちなみに、ここまでのあいだまったわらっていないのである。

ぜんおもうかもしれないが、とうではこれがつうだ。




ぼくは、ははおやつくったケーキをべた。

うしないそうになった。

まんした。

かんしょくした。

ははおやひとみた。

しかったよね!とでもいうようなひとみだった。

いづらかった。

ことうしなっているとははおやはなしかけた。

「おやつもわったし、べんきょうしましょ!」


ぼくねんせいであった。

こんげつさんがつであった。

もうすぐはるやすみのだ。

ははおやゆうしゅうであった。

ていがいは)すべて95〜100てんであった。

みんなからのたいそんけいつづけ、だいがくゆうしゅうせいせきおさめてそつぎょうし、

ていがいは)ぶんりょうどうかんぺきじんであった。

ははおやもまた、わらわないひとゆうめいなのであった。


ピーンポーン

「あら?だれかしら?奏!きなさーい!」

「はーい!」

ぼくはドアをけた。

そこにはおさなじみっていた。


おさなじみこうぶつおん

ぼくどうきゅうせいだ。

おんとはようえんからのいである。

きっかけは、いんすうぶんかいほんんでいたら、

「こんにちは!おんです!あなたはどんなおまえ?」

はなしかけてきたのである。

あとったことなのだが、こうぶつとうたいしょうてきいえで、

こうぶつは「わらいっ」としてゆうめいであった。

もちろん、おんれいがいではない。

おんはよくわらい、ぼくはあんまりわらわないのでよくった。

こんなぼくいっしょでいいのだろうかとおもうことはよくある。

いつかがおおしえてほしい。


「あらー!おんさんじゃな〜い!なにしにたの?」

「あ、奏のおかあさん!今日きょうは、奏といっしょべんきょうするやくそくしてたんだ!だかられて!」

「もちろんいいわよー!」

こうして、べんきょうかいはじまった。

「まずは〜、くにのおべんきょうをしましょう!」

くに?」

「わからない?じつはね・・・、かんったのよ!」

かん?」

いままでんできたかんじんたいかいぼうかんさかなかいぼうかんだった。

かいぼうかんがいってめずらしい・・・。」

ぼくはとりあえずぼくひらいた。

そのしゅんかんぼくかいわった。




__ヨーロッパ

__イタリア








ーーぼくはそのとき伊太利イタリアこいをした。

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