恋愛依存性の憂鬱

@akiran6399

第1話

思い返せば

みんながみんな順番に

疲弊していた私を救ってくれたんだったな


でも結局また私は耐えちゃうから

爆発して元の形には戻らなくなっちゃうけど


それぞれに対して

それぞれの種類の感謝だけは

とても深く今も心にある




笑っていれば

全て良い方向に行くなんていう

スタンスでいられたら


私の傷ついた心がまるで何の意味もなく

ただただその日の天候のように扱われ

受け流されてしまうかのようで

やはりそれはとても耐え難い




でも私は何も言わないよ


あなたたちの生きたいように生きればいい


私が勝手に抱いた感情を

押しつけ続けることはやめるよ


少しずつ少しずつ

離れて行こう

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

恋愛依存性の憂鬱 @akiran6399

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る