達の手記

そんなのはフィクションの中だけだ

『自分は自分だし自分じゃない人は自分じゃない』

だから誰も彼もがまったく同じことをできなきゃいけないというのは、現実的じゃない。そんなのが実現できるのはフィクションの中だけだと思う。

むしろフィクションだって全部同じものである必要はないよね。まったく同じものしか作られないなら他の作品は必要ないよね。それぞれ違ってるから存在する意味があるんじゃないのかな。

親にできることはできて当たり前みたいに強要されてきた子供は他人と同じであることを強く意識してしまうんじゃないかな。他人と違ってることを気にしすぎてしまったりするんじゃないかな。