嘘の優しさ

そうだ。


<欲望のはけ口にするための嘘の優しさ>


なんて、普通ならただ気持ち悪いだけだと思う。ましてや<ただの顔見知り>とか、それどころか<ネットを通じて知り合っただけの相手>が無闇に優しいのって、信用できる? できない人の方がずっと多いんじゃないかな。


そんなのに縋ってしまわずにいられないのは、普通じゃないと思うんだ。子供がそういう精神状態に追い込まれてて、しかも周囲の大人がそれに疑問も持ってないような環境がまともだなんて僕にはまったく思えない。


その子の親は、一人の人間を勝手にこの世に送り出したことをどう考えているのかな。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る