どっちもできるようにって

そうして、在宅仕事と玲緒奈れおなの育児を両立していると、不思議なことに徐々に嚙み合ってくるのを感じた。玲緒奈のクセと言うか生活パターンと言うかが僕自身に馴染んでくるのと同時に、それと仕事に集中するタイミングとかの切り替えが無意識のうちにできるようになってきた感じかな。


僕にとってはどっちも<嫌なこと>じゃないからね。もしどっちかが嫌なことだったらそういう切り替えも上手くいかなかったかもしれないけど、どっちもちゃんとやりたいことだったから、自然とどっちもできるようにって望んでたのかも。


これもまた、


『他の人もできて当然』


とは思わないし、押し付ける気もない。


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