達の手記

自分勝手な解釈こそが＜正解＞

他の人が綴ったものを、それこそ人によっては命も削る思いで綴ったかもしれない＜作品＞に自分勝手な解釈を加えて、しかもその自分勝手な解釈こそが＜正解＞だってことにして生徒に教え込もうとするのが＜教育＞なの？

『その作品を生み出した＜作者＞の気持ちなんて考えなくていい』

と教師が子供達を誘導するのが教育だって言うのなら、僕は、自分の子供達に対してさらに丁寧にフォローしなきゃならないと思う。

『それは、テストで正解するためのただのテクニックだからね。誰かが記した言葉を自分に都合よく勝手に解釈していいってことじゃないから』

とね。