うちのわんこはさんぽがきらい。

夏村響

はじめに

 最近、作者さまが飼っている犬や猫を主人公とした『コミックエッセイ』なるものをよく読みます。

 うちにも三歳になるヨークシャーテリアの女の子がいるので、「あー、わかるわかる!」「うちもそういうことあります!」と共感の嵐で楽しんでいるのですが、その反面、羨ましくもあります。

 わんこもにゃんこも大抵の場合、飼い主さんより先に虹の橋を渡って、遠い国に旅立ってしまいます。

 そうして彼らの存在がこの世界から消えてしまっても、コミックエッセイの中では、いつまでも元気で可愛い姿で生きていて、それを読んでくれた人々の心にもずっと記憶として残るのです。

 なんて羨ましい!

 私もうちの愛犬を描きたい!

 だけど、

 私は絵が描けない!!

 と、いうわけで、字しか書けない私は、今まであまり書いたことのないエッセイを、愛犬の記録と思い出をこの世界に残すため、今回、書いてみようと思い立ちました。

 うちの子の魅力が、私の拙い文字で伝わるのか不安ですが(なので書くことを躊躇していました、、、)私のひとりごとのようなエッセイですので、優しい気持ちで読んでいただければ幸せでございます。


 ヨークシャーテリア

 現在三歳三か月の女の子。

 名前はルビーと申します。

 彼女を中心に、過去に戻ったり、未来を考えたりしながら、いろいろなことを書いていきたいと思っております。

 どうぞよろしくお願いします!

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