君にできることなら ※
君にできることなら僕にだってできる気がして駆け出してみたけれど
壊れてしまった僕の足は君のようには進めない
やる気と負けん気だけが空回りする
一生懸命進んでいるのだけれど
君の背中は豆粒でもう見えなくなった
誰もいない前を見て泣きたくなったけど上を見て涙戻す
誰もいない後ろ見て泣きたくなったけど柔らかい唇を噛んで嗚咽殺す
前を見て進んでやる思うことは簡単だけれど
進めば進むほど進まない
現実と広がっていく差に何もできない
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