たぶん、、、な関係 ※

真夜中の携帯なれば繋がるあの子と

「どうしたの」問いかければまだまだ宵の口

愚痴を言うのは醜いこと思ってた時期もある

結局それってわるくちじゃん、思ってたころもある


だけどねえ、違うでしょ人間だもの

言えないこと山ほど、こぼせない心は爆発寸前

だけどねえ、分かるでしょ生きてるんだもの

言えるほんの少しくらいは分け合ってもいいじゃない


始まりは仕事の話、あの子の家族のこと

「それで」問いかければやっと始まる本題

重い思い言葉に乗せてポロリこぼしていく

軽い軽い言葉に代えてさらり返していく


だけどねえ、それでいいの人間だもの

自分の荷物で精一杯余所見は少しだけ

だけどねえ、それでいいよ生きてるんだもの

分け合ったあの子の心は私も抱いてくから

全て分け合えるわけじゃないんだから

せめてほんの少しあの子と分け合ってみたいだけ


意地っ張りな男には分からなくてもいいわ

軽蔑した冷たい視線そんなのもう慣れたから

物分りのいい振りする奴は分からなくてもいいわ

すましたその顔の奥くらい私にだって見えてるわ


ケーキと紅茶があれば後はもう何もいらない、言えば

「女は甘いものが好き」なんて分かったふりしないで

甘いものが好きなんじゃないわ、甘い時間が好きなの


欲しい言葉の一つも分からないくせに、

肝心なときにはいつもゴメンで終わらせるくせに

都合いいときだけ「彼氏面」はやめてよね


ねえ、言いかげんに気づいてよ今の私たちの関係

ねえ、いいかげんにわかってよ私たちの関係



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