【最終回】忍さんに仕返しだ!

 つかさちゃんと琴音ちゃんを百合の道に誘ってからは、放課後私の家で遊ぶことが多くなった。気持ち良いことを我慢するなんて、体に悪いからね♪


2人でキスしている時に、空いた1人が2人を気持ち良くさせたり、3人同時キスとかで私達は楽しんでいる。


それはそれで充実してるけど、忍さんの存在がずっと気になっている。

問題を起こすと、の名のもとに強制的にイかせようとする人だからね。


忍さんが大人しくなってくれたら、自由に色々できるんだけど…。


そのためには、つかさちゃんと琴音ちゃんの協力が絶対必要だ。

けど2人は何もされていないから、私に協力する理由がないんだよね…。


何とかならないかな~。


そんなモヤモヤを抱え続けて数か月。チャンスは突然やってくる。



 夏になり、プールの授業が始まるようになった。水着を着るのは恥ずかしいけど、みんなの水着姿が見られるから我慢するよ♪


……って、今日のプールは見学多いな~。つかさちゃんと琴音ちゃんもだし…。

これじゃ私、見世物みたいだよ…。


クラス委員長の忍さんは、見学している女子を睨みながら言う。


「あなた達の水着姿なんて、誰も見てないし気にしないわよ。それか生理痛かしら? あんなの大したことないんだから、頑張りなさい!」


周りが女子しかいないせいか、遠慮なしに話す忍さん。


忍さんはスタイルが良いから、水着を着たくない人の気持ちがわからないみたい。


生理痛だって人によって程度が違うのに、仮病みたいに言うなんて…。


多くの人をプールに参加させたいのはわかるけど、言い方が悪すぎるよ。

…一部の人達がヒソヒソ話してる。忍さんの悪口だろうね。


つかさちゃんと琴音ちゃんは、さっきのを聴いてどう思ったのかな?



 その日の放課後、私の家に来てくれたつかさちゃんと琴音ちゃん。

遊ぶ前に、あの時の忍さんについて訊こう。


「優木さん、プールに参加しない人に厳しいよね…」


「うん。あれは言い過ぎだと思う」

つかさちゃんもか。仲間だね♪


「ひどいよね。どうしてあんなこと言うのかな?」

琴音ちゃんも納得できないみたい。


2人とも、忍さんに対して良くない印象を持っているね。

今なら、私の仕返しに力を貸してくれるかも?


「ねぇねぇ、つかさちゃん・琴音ちゃん。優木さんを懲らしめない?」


「懲らしめる?」

つかさちゃんが聞き返す。


「そう、自分勝手な優木さんにおしおきするんだよ」


「そんなことして大丈夫かな?」

琴音ちゃんは不安そうだ。


「大丈夫。女子更衣室でやるから、優木さんが何も言わなければバレないよ」

私が忍さんをイかせる。こんなの、誰かに話せるわけがないからね。


「莉々ちゃんのその顔、何か考えがあるみたいだね」

琴音ちゃんが私の顔を見ながら言う。


「私は莉々ちゃんを信じるから、やりたいようにやってみて」

私の背中を押してくれるつかさちゃん。


2人とも、私に協力してくれるってことで良いのかな?


「ありがとう。おしおきする日は…明後日だよ」



 今日はプールが4限にある。その後は昼休みだから、時間がたっぷりある日だ。

つかさちゃんと琴音ちゃんには、今日おしおきをするって伝えてあるよ♪


忍さんに怪しまれないよう、着替え終わったら女子更衣室を出るように言ってある。


私は、着替え終わって教室に戻ろうとする忍さんに声をかけた。


「優木さん。話があるからこのまま残ってくれるかな?」


「別に良いけど、早くしてね」


わかってるよ。忍さんが堕ちてくれたら、早く済むから♡



 「話があるなら…」

2人きりになったので、女子更衣室のカギに触れようとする忍さん。


マズイ。カギをかけられたら、つかさちゃんと琴音ちゃんが戻ってこれない。

程良いタイミングで、あの2人が戻ってくることを狙っているからね。


「優木さん。ここ女子更衣室だよ。教室じゃないんだから、カギはいらないって」


「…それもそうね」

そう言った後、女子更衣室にある椅子に腰かける忍さん。


「それで話って…?」

椅子に座っている忍さんが、立っている私を見上げる。


ここで適当に話して、つかさちゃんと琴音ちゃんが戻ってくるのを待つ。

…と思ったけど、2人が私の予想より早く戻ってきた。


さすがだよ、2人とも。


「? 石井さん・相川さん。忘れ物でもした?」

突然の2人の来訪に戸惑う忍さん。


つかさちゃんが女子更衣室のカギを閉める。それを観た忍さんは立ち上がった。

今更気付いても遅いよ♪


「あなた達、まさか…」


「そういうこと♪ 私、あの時優木さんにイかされたのが悔しかったの。だから仕返しできる時を待ってたんだ」


「石井さんと相川さんが、あなたの仕返しに手を貸す理由がないわ!」

忍さんが2人を観る。


「2日前。優木さん、見学してる子にひどいこと言ったでしょ? あれでつかさちゃんと琴音ちゃんを怒らせたんだよ」


正確にはそこまで怒ってないけど、面倒だからそういうことにしておこう。



 つかさちゃんと琴音ちゃんが、忍さんの片腕にそれぞれ抱き着く。


「あなた達、放しなさい!」


いくらスタイルが良い忍さんでも、2人に抱き着かれたら振りほどけないか。


私は忍さんのスカートをめくり、下着を無理やり下ろす。


「春風さん。いい加減にして!」


2人が抱き着いているとはいえ、長期戦にするとマズいかも?

私は忍さんの下を、素早くかつ乱暴に責める。


「い…や。やめて…」

忍さんが、らしくない色っぽい声を出してきた。


抵抗する力も弱まってきたかな?

だったら、つかさちゃんと琴音ちゃんにも責めてもらおう。


「2人とも、できたら優木さんの耳を責めて」


「うん」


「わかった」


つかさちゃんと琴音ちゃんがそれぞれ返事した後、耳に息を吹きかけたり甘噛みするなどの責めを行う。


「あん♡」

一瞬喘ぎ声を出したけど、頑張って声を押し殺している忍さん。


喘ぐって事は、私達の責めに感じてることになるよね。

プライドが高い忍さんが、簡単に感じてることを認めるとは思わない。


でも手ごたえはあるよ。時間をかければきっと…。



 執拗に責め続けた結果、忍さんは体をビクビクさせた。…イったみたい。

やった♪ 私、いや私達で忍さんをイかせたんだ。


やっと仕返しできたよ。長かったな~。


つかさちゃんと琴音ちゃんの2人が、忍さんから離れる。


イった直後で激しく抵抗するとは思えないけど、警戒はしておこう…。


「優木さん、責められる立場が分かったかな?」


「…ええ。春風さんには悪いことをしたわ」


思ったより、あっさり反省したね。

忍さん、1回たりとも受けに回ったことないの?


…そうだ。あの件も謝ってもらおう。


「優木さん。今後見学してる子にひどいこと言わないでね。わかった?」


「わかったわよ…」


「もし優木さんがみんなにひどいことしたら、私達がおしおきするからね♪」


それを聴いた忍さんは、女子更衣室のカギを開けて出て行った。



 「莉々ちゃん。優木さん大丈夫かな?」

つかさちゃんが心配そうにしている。


「大丈夫だと思うよ。…多分」


「多分なの?」

琴音ちゃんがクスッと笑う。


忍さんはクラス委員長だから立場は上だけど、調子に乗れば私達におしおきされる。

それをわかって、無茶するとは思えない…。


「つかさちゃん・琴音ちゃん、お腹すいたからお昼食べようか」


昼休み中に仕返しをしたわけだから、時間に余裕がない。


「そうだね」


「うん」


私達も女子更衣室を出る…。

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