生きていく気になれるのか
“そんなこと言ったら誰も何も言えなくなっちゃうよ”
もしもその通りになるならそれも仕方がない
人を傷つけて無頓着でいい世の中なのだから
誰もが誰かを傷つけている
人は生きている限りどこかで人を苦しめたり悩ませたり
今まさにそうしているかもしれないって自覚が大切だ
やっぱり思慮が足りないっていうのは罪深いことだと思う
こういう話って一体いつまでループするのかしら
抽象的な理由で差別を正当化している
一部の馬鹿の行為に大多数の真面目な人が巻き込まれ
そして何のケアもないなんてまさに差別
“俺は差別なんてしてないけどでもでもでも”
まだそんなことを言っているのか!
一から? 一から説明しなきゃ駄目か!?
でもいい加減俺も疲れちゃうよ
単純に優しくないよね
あなたが何を夢見てるか知らないけど
別に俺は自分がかわいそうなのだと主張したいわけじゃない
ただ実際に問題が何にも解決されていないのに
解決されたと主張されるのが苦しいのだ
俺は困っているのだ
差別は一人一人の問題でみんなで解決するものなんじゃないの
あなたはあなたより俺の方がより頑張らなければならないって、
そう言いたいの
”異質“な者が自分たちと同じ土俵に立つことを
”普通“の人は嫌がっている
今まで見下してきた相手が社会的に認められることを
”あなた“は怖れている
だって誰もが生きやすい世の中では
与えられる機会が平等になってしまうから
そしたら自分の特権がなくなってしまう
”あなた“はそれを怖れている
要するにあなたは差別するのもありだと言いたいわけだ
要するに
そんなんでよく生きていく気になれるよね
尊敬しちゃう
それが、もしも”我が道を行く“ならば
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