If You Hate Me

そりゃ何を考えようが自由さ

嫌おうが気持ち悪いと思おうが

でもそんなことわざわざ形にする必要ある?


あなたが“お前のことが嫌いだ”と言うとき

そこには既に権力が存在している

歴然とした差別がそこにある


もちろんあなたが何を考えようが自由だ

内心の自由は絶対であり大前提である

ただだからこそ自分の思考や欲望をコントロールする術を

あなたは得なければならない


その表現が行われたとき

それはもう攻撃になっている

だから対処せねば

でもそれは不自由であるということではない


差別とは単なる個人攻撃ではない

それは“嫌なことを言われて傷ついた”程度ではない

そのまま放っておけば殺されてしまうこと

社会から排除されてしまうこと


気持ちが悪いと思うのは自由さ

でもそう“言われる”者の気持ちってわかる?

そもそも自分が気持ちが悪い存在だと、

そう受け入れねばならない者の気持ちってわかる?


“嫌うのは差別じゃないだろ”って

“そうだよ”と答えるしかない者の気持ちって

考えたことある?


俺自身はもうだいぶ大人になったから

なんとか無視できるようになったけど

まだ悩める人たちをなんとかしなきゃいけない

この世界をなんとかしなきゃいけない


大人だからね


もちろんあなたが何を考えようが自由だ

内心の自由は絶対であり大前提である

ただだからこそ自分の思考や欲望をコントロールする術を

あなたは得なければならない

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る