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目次
カミングアウトしたらゲイの友だちが離れていった件について
俺が思うに
テレビ局や広告代理店やスポンサーに
その上層部、重鎮、お偉いさんに
ゲイがいっぱいいるわけよ
彼らはバレたくないわけ
だからオネエタレントを起用してるわけ
そうすることでゲイとは女性性の強いエキセントリックな存在だと
隠蔽できるわけ
”ただの男“の自分がゲイだとバレずに済むという
完璧な計画さ
いやもちろん全部俺の想像よ
でもここまでテレビ的に
オネエではないゲイの存在が完璧に無視されてるのって
何かあるんじゃないかって思うもの
ねえ、薄々は変だと思ってるんじゃない？
あなたの友達や彼氏、みんなオネエなわけじゃないでしょ
なのになぜテレビには自分たちしか映らないのか
しかしあるいはそれも計画の一部
守るために戦ってる
友達や彼氏は静かに生きたい
そのためにはただの男なゲイを隠すしかない
自分たちが活躍することで”隠せる“
世の中差別に満ち満ちてる、何かと危険だから
穏やかに毎日を生きていきたい
あなたが活躍すればするほど彼氏の日常は保たれる
俺は望まれていない
”あなたは今のままのあなたから変わらなければならない“なんて
望まれるはずがないもの
これは大変だ
内部にも敵はいっぱい
これが社会の差別構造
本当は敵でもなんでもないのに
そうはいっても俺は俺で生きたい
あなたがそうしているように
俺は俺で俺の仕事をきちんとこなしたいんだ
差別がある、ということがそもそもの問題だ
いつか世界がうまいことなったら
”俺たち、実は同じとこを目指してたんだね“と
そうみんなで思えるようになったらいいなと
思う
そのために
今は傷だらけになろう
それが宿命で
だって俺がそうしたいから
願わくは穏やかに
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