第2話 肉でしかない私

神を信じない世の中で、私は一人あなたを敬います。身体は動き、食物が食べられます。全て、あなたの御業です。


今日、空気がおいしいのは、あなたの奇跡です。私たちが、一体あなたに何ができるというのでしょうか。何もできない私たちに、多くのものをあなたは与えてくれます。


私のなかで起こることは、あなたの仕事。私は全て、あなたに委ねます。私の意志など、どこにもないのです。

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