第3話 自己中の願い

悪魔よ、私は人を操ることはしたくない。お前のおかげで、たくさんの人の時間を無駄にした。彼らの時間を返してやってくれ。



名声が彼らを引き付ける。ただお前は心を刺激して、彼らをこの世に夢中にさせる。どうすれば平和が訪れるか、人間は忘れてしまったではないか。



お前が、私腹を肥やすとき、私たちは常に犠牲者だ。頑張れ頑張れと、人生の目的を押し付けてくるお前は、いったい何様のつもりなのだ。お前の為に、人の人生があるのならば、私たちは空虚な操り人形。

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