現実の幻想
私の現実は
現実として
感じ入ることが
出来るけど
他人の現実は
現実だろうけど
私にとっては
幻想と同じ
だってそうでしょう
私の事じゃないから
だってそうでしょう
私は知らない事だから
目の当たりにすれば
遠くに感じる
透明な壁が
また立ちはだかる
また、まただ
取り残されて
私の無意味な現実が
他人の眩しい幻想に
刺されていくんだ
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