海月
僕はたくさん
僕はひとり
でもねでもね
それだけじゃないの
沢山居るでしょ
沢山居るでしょ
でもねでもね
ひとりなんだよ
だってね、僕をね
見てくれる
だってね、僕がね
君を見てる
たくさんの僕
たくさんの人
僕はここでも
寂しくないの
手足が4つしかない君たちは
小さな機械を持って
なにしてるの?
のぞいてるの?
手がたくさんの僕に
何か用があるの?
僕を見てるの?
その機械なぁに?
綺麗だね
綺麗だね
君から見た僕も
僕から見た君も
君たちが
大好きだ
僕たちも
大好きだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます