第34話

9-1


「くそー、パピルス・マピルスの続きィ…」

ダブリンはいじけている。

「いじけてんじゃないよ、男だろ」

ブリジットは鼻をならすが、

「男だってだけで、無茶振りなんですけど」

ダブリンはグチグチと文句を言っている。


帰ってきた途端、ブリジットはまた仕事に追われた。

船団内部の仕事より外部との折衝や交渉にウェイトが移っていて、それに忙殺されている。


「うへぇ、疲れたー」

ブリジットは自室の椅子に背を預けた。

エリン内部、プルーセン租借地、フロストランド、アルバ、ウィルヘルム、クリントなどなど。

とにかく関係のある所と調整をする毎日だ。

「寝る」

「ダメです」

オーラがダメ出しをした。

「これからすぐアルスター殿と面会、それが終わったらアルバの使者と会談、その後ウシュネッハに行ってください大氏族長がお待ちです」

「殺人スケジュールだな、つかこれ遠回しに殺人じゃないのか?」

真顔で変なことをいうブリジット。

「バカなこと言ってないで、さっさと仕事してください。その間に船団長室の掃除をしますから」

オーラが箒を振って、ブリジットを追い出す。

「くっそー、横暴だ、船団長権限で仕事量を減らす!」

ブリジットは拳を振り回して叫んだが、

「はいはい、早く行ってくださいね」

オーラは相手にしない。

ブリジットは追い出されて、面談にいかされた。


アルスター氏との面談はだるいだけである。

汗っかきのショーンとその親類一同がハンカチで額の汗を拭いている。

(なんかの儀式みたいだな…)

ブリジットは集中力を欠いている。


適当にまとめて、次のアルバとの使者と会談。

アルバの使者は案の定、ウツボとその一味だった。

「やあ、ブリジット」

「よ、ウツボと愉快な仲間たち」

「…いや、愉快ではないが」

ウツボは苦笑い。

「今日はなんだっけ?」

ブリジットは聞いた。

「あの、我々もプルーセンに租借地をという流れになってるんだ」

リュサイがフォローする。

「ふーん、そうなんだ」

ブリジットは言った。

「我らの懐事情もやっと回復してきたのでな」

ウツボはワハハと笑って見せた。

「そりゃ良かった」

ブリジットも笑っている。

アルバの懐事情はフロストランドのお陰で持ち直してきていた。

借金は既に返済しており、アルバの経営は回復している。

ブリジットは内心、ほっとしていた。

エリンとアルバの関係は複雑ではあるが、個人的にはウツボたちには苦しい状況から脱してほしいと思っていた。

「お互い、頑張ろう」

「もちろん、そのうちエリンを追い抜いてやるぞ?」

「ふんそりゃ楽しみだな」

軽口を言い合ってから、ブリジットとウツボたちは話し合った。


アルバは租借地経営のためにノウハウが欲しい。

先行して経営をしているエリンを参考にさせて欲しい、というのが主題だった。

もちろん、エリンとしてはただでノウハウを解放する訳がない。

代償を要求するというのが当然だ。


「話は分った。こちらも大氏族長に話を通しさなければならないので、返事はそれからだ」

ブリジットはお決まりの文句を言った。

「構わないよ、良い返事を期待している」

ウツボもお決まりの文句を言って、会談を終えた。


お次はウシュネッハへ行く。

ダブリンはモーリアン副長としての仕事があるので、一緒にはついてゆけない。

代わりにお供させるのは、新人のケレだ。

エリン人の女性の中でも小柄で、まるでアジア人みたいだが、剣も徒手も腕が立つので護衛代わりに連れている。

本分は船団長付き秘書となるのだろうか、オーラから事務やスケジュール管理のレクシャーも受けている。

「鉄道っていいですよねぇ」

ケレは鉄道好きのようだ。

「あー、鉄道の車内販売の缶詰は上手いよな」

ブリジットは食べ物にばかり執着しているようだ。

「えー、鉄道から見る景色の方が何倍も良いですよ」

ケレは頬を膨らませる。

道中、他愛のない話をして過ごした。


「アルバの要望は以上だよ」

ブリジットはウツボとの会談の内容を話した。

「なるほど、アルバも租借地を持つのか」

リアムは何やら考えている。

「先行しているエリンの経験を教えて欲しいんだと」

ブリジットはズバリ言った。

「アルバに教えてやる必要があるのか?」

リアムはジロリとブリジットを睨むようにしている。

エリンとアルバはそういう関係だ。

「ケチくさいな、父上。そんなんだとエリンがしみったれの貧乏性と思われかねないだろ」

ブリジットは、わざと徴発するように言った。

「ふん、その手には乗らんぞ」

リアムはそっぽを向いた。

「だが、確かにエリンがしみったれてると思われるのは癪だな」

「でしょ?」

ブリジットは、うんうんとうなずいている。

「だが、対価はもらう」

「そう言うと思った」

ブリジットは言った。

「貿易で稼いだ上がりから少しもらえばいいんじゃないか。期限付きで」

「その辺が妥当だな」

リアムはうなずいた。

租借地の話なので、そこで儲けた金を分けてもらうのが筋だろう。

「細かい交渉はこちらで」

「うん、頼んだぞ」


というやり取りをした。


帰りの鉄道で、

「缶詰だけじゃなくて、もっと新鮮な食べ物も売ってもらいたいなぁ」

ブリジットは提案した。

「いや、売り子に言われても…」

売り子の女の子は困ったような顔をしていた。

「うん、それはそうだな」

ブリジットはうなずいた。

新たな商品を売るには要望を運営会社に伝える必要がある。

採用されるかどうか分らないが。

「ソーダ・ブレッドとか、な」

「ブラックプディングとか」

ケレが言った。

好きな料理を言ってるだけである。

「はあ…」

売り子は戸惑っている。

「商品開発だな、そうなれば旨い物が列車の中でも食べれるだろ」

「そうですね」

「こういう要望を出そう」

「じゃあ、わたしはこれで…」

売り子はすっと通り過ぎた。


要望するだけならタダだ。

そんな適当な感じで船団員が寄って集って投書して、要望をまとめた。

ソーダ・ブレッド、ブラックプディング、ジャガイモのフライなどなど、簡単で携帯にも便利な食品がラインナップに並んだ。

それらを鉄道の管理会社へ出した。

「採用されたらいいなー」

ブリジットは生き生きしている。

食べ物への執着が強いらしい。



ライアンは難しい顔をしていた。

フロストランドを中心にしたメルクからエリンまで広がる鉄道網。

金属船による海の輸送網。

パーカッションロック式マスケット、6連装式拳銃の開発による兵装の強化。

最初はたいしたことはないと思っていたのが、いつの間にか覆せない程の差となっていた。


「せめて妨害してやらないと気がすまぬ」

ライアンはつぶやいた。

「では、連中をつかいましょう」

ベンが提案した。

「ふん、そうしようか」

ライアンは鼻をならした。


スティーブンはライアンの命を受けて、連中にコンタクトしていた。

「新たな仕事を受けて欲しい」

スティーブンは言った。

「へっ、いくら出すよ?」

「ハシタ金じゃ受けないぜ?」

男たちは薄笑いを浮かべている。

「もちろん、欲しいだけ出そう」

スティーブンは請け合った。

「って言っても、限度はあんだろ」

「もちろんだ」

スティーブンは言った。

「だが、今回は最大限まで出そう」

「へぇ、お大尽だな」

「こちらは良いばかりだけどな」

男たちはゲヘヘと笑った。

「で、何をすればいいんだ?」

男たちの中で一番体格の良いヤツが言った。

「グリフィスをやった時みたいなのはカンベンだぜ」

「あん時はやばかったな、仲間が殺されまくってよぉ」

「オレらの仲間じゃないだろ」

「ふへへ」

男たちはだらしなく笑い合った。

「とにかく、頼んだぞ」

スティーブンは言って、その場から去って行った。



エリンでは鉄道への襲撃が相次いだ。

ウィルヘルムが雇った男たちがやっているのだった。

輸送が止まると途端に支障を来すのが物流の弱点である。

鉄道への嫌がらせが続いた。


「列車強盗ってヤツだ」

ブリジットはしかめっ面である。

「しかも拳銃を持ってるらしい」

「どっから入手したんですかね?」

ケレが首を傾げている。

「工場からの横流し品だろ」

ブリジットは耳をほじっている。

「汚いですね、止めてくださいよ」

ケレはジト目である。

「ふん、別にいいだろ」

「そういう事をしてると嫁のもらい手がなくなりますよ」

「余計なお世話だ」

ブリジットはそっぽを向いた。


鉄道警備隊は何度も強盗と戦った。

しかし、相手はなかなか捕まらなかった。

1人2人を倒しても中心人物が生き残っていて人員を補充してくる。

全滅させるか、中心人物及び幹部連中を倒すまたは捕縛するまで、襲撃はなくならないようだ。

とりわけ、拳銃を装備しているのが厄介だった。

列車を襲う時は、全員で殺到し、拳銃を一斉射撃してくる。

その後、武器で戦う。

襲ったらさっと引き上げる。

列車を襲うだけでなく、レールを破壊するのも織り交ぜてくる。

土地勘があるヤツらがやってるらしく、捜査も進まない。

とにかく厄介だった。


「6連発式拳銃の出番かな」

「鉄道警備隊の仕事でしょ?」

ブリジットが言うと、ダブリンが極めて常識的な反応をした。

船団の定例会議である。

「ですよねー」

「ねえ」

ダーヒーとコルムがうなずく。

「でも、ヤツら捕まえられてねぇじゃん」

「そうだけど、守備範囲ってもんが…」

「ですよねぇ」

「うるっせぇな、どうせ船団にも暇してるヤツらがいんだろ?」

「いや、皆、忙しいんですけど…」

ダーヒーはささやかな抵抗をしたが、ブリジットは無視した。

「生きの良いヤツらを集めろし、そんでもって列車強盗をぶっ殺しに…」

「どっちが強盗なんですかね?」

コルムがコメカミを押えている。

「何言ってんだコルム? 強盗をやっつけんだからこっちが良いモンに決まってんだろ」

ブリジットは、まるで子供のような言動。

「えーと、なにからツッコンでいいか分らないな」

コルムは説明を諦めかけている。

「諦めるな、コルムニキ」

ダブリンが言った。

「だってよぉ、お嬢に説明して分らせるのムリくせぇだろ?」

「お嬢っていうな」

ブリジットはむくれている。

「まあまあ、みんな落ち着いて」

ダーヒーは皆をなだめる。

「ジャガイモでも食べましょうぜ」

「ジャガイモで欺されたりするかよ」

ブリジットはそっぽを向く。

が、しっかりフォークを握っている。

「欺されてるじゃねーか」

コルムはツッコミ。


それから喧々諤々の不毛な会議が続けられた。

「……でしたら鉄道に乗っていて、たまたま遭遇したってことにすればいいのでは?」

マルティナが見かねてアイディアを出した。

「その手があったか!」

ブリジットは某守護系柔術家のようなセリフを言った。


手分けして鉄道に乗ることにした。

簡単に言うと人海戦術である。

運行している便が1日に数本なので、全部に乗り倒す。

人員を割いてアホな事をしているという声が多かったが、遂に列車への襲撃に遭遇した。

船団員が10名、乗車している鉄道警備員が10名。

対する強盗団は50名からの大所帯である。

「襲撃だーっ!」

声が上がり、野っ原に馬が現れる。

強盗団は鉄道のスピードに追いつくため、馬を使っていた。

そのまま列車に追いつくと車両に飛び乗り、拳銃を抜く。

馬は速度を落とし、止まってしまう。

強盗団に回収役がいて、乗り手のいない馬を回収していた。


「来たぞ!」

船団員たちは拳銃を抜いた。

マスケットは目立つので携帯していない。

強盗団を警戒させてしまうのもある。

拳銃は6連発式だ。

「おりゃあ!」


ダァン。


強盗団は車両内に入ってくるなり拳銃をぶっ放した。

「ヒッ」

「ぎゃあっ!?」

乗客たちは銃声に驚いて皆、座席の下に隠れた。

一発装填型なので、半数が弾込めに、もう半数は剣を抜いて車内に押し込んでくる。

そこへ、船団員が立ち上がって、拳銃をぶっ放した。


ダァン!


「うわ!?」

「ヒッ」

強盗たちは一瞬怯んだが、命中がなかったのを見て、持ち直した。

「ハズした」

「ハズしたね」

強盗たちは強気に出る。

が、そこへ船団員たちは連続して弾を撃ち込む。


ダァン!

ダァン!


「ぎゃっ!?」

「ぐわっ!?」

強盗たちに数発弾丸が命中し、もんどり打って倒れる。

「なにっ!?」

「退け!」

強盗たちは即決で撤退した。

予想外の事が起きたら、即座に退く。

なかなかできないことだ。


強盗たちは最後尾の車両から地面へダイブした。


「チッ、逃がしたか…」

船団員たちはすぐに追っかけたが、少し遅かった。

強盗たちは既に走り出していた。

「クソッ」

船団員の1人が拳銃を撃とうとしたが、

「よせ、弾の無駄だ」

「チッ」

他の船団員に言われて断念した。


鉄道警備員たちがやってきて、状況検分をした。

「ええ、急に強盗が入ってきたので自衛のためにやむを得ず発砲しました」

船団員はいけしゃあしゃあと言う。

「そうですか。しかし、その拳銃は?」

「これは新型の拳銃でして、たまたま持ってただけです」

「……」

鉄道警備員たちは黙り込んだ。

結果として、強盗たちを取り逃がしたが、船団員たちのお陰で乗客に被害はなかった。

銃弾が車両の壁に穴を開けただけである。

しかも鉄道警備員たちの多くは船団で訓練を受けている。

強く出るのは難しい。

「分りました。ご協力感謝します」

「いえ、出過ぎたマネをしたようで、申し訳ない」

こんなやり取りをして、船団員は解放された。



それから、すぐ鉄道警備隊は新型銃の正式配備を要望した。

一発装填型では強盗たちに対抗しずらいというのが理由である。


「ブリジット、早急に新型拳銃の開発をしてくれ」

リアムが言った。

「でも金がない」

ブリジットは肩をすくめた。

「金なら工面する」

リアムは珍しく強行的だ。

鉄道警備隊が強く要望するので、断り切れないのだった。

「鉄道警備隊に配備すんだな」

ブリジットがジト目で父親を見る。

「まあそうだ」

リアムは悪びれもしない。

だが、これはブリジットにとっても思ってもみない事だった。

船団員たちに6連発拳銃を使わせたら、その効果を鉄道警備員が認めたのだ。


ブリジットは、すぐに製造工場を設立した。

銃廠なので、場所はアルスター港のドック付近にした。

機密保持のためである。

資金だけが問題だったので、鍛冶屋たちは言わずとも集まってきた。

「よっしゃ、これで新式銃造れる!」

「前から造りたかったんだ」

「腕がなるぜぇッ」

鍛冶屋たちは生き生きとしている。

なんだかんだと言って拳銃作りに関わりたかったらしい。

「おし、ノルマ達成目指して頑張れよ!」

ブリジットは檄を飛ばす。

「うおおっ」

「おう!」

鍛冶屋たちは意味不明なテンションで叫んだ。


「そーいや、パーカッションロック式マスケットを購入したいな」

6連発拳銃の製造を開始したところで、ブリジットが言った。

「でも、お高いんでしょ?」

ダブリンがどっかで聞いたようなセリフをかます。

「バカヤロー、何丁か買ってそれを参考に複製すんだよ」

「あれ、信管の中身はどうすんですか?」

ダーヒーが聞いた。

「それは買えばいい」

ブリジットはボソボソと答える。

「え、なんですか?」

「大きな声で言ってくだしあ」

コルムとダブリンが言った。

わざとである。

「っるせぇな、買えばいいっつってんだよ!」

「へいへい」

「へいへい」

コルムとダブリンはハモった。


早速、フロストランドにパーカッションロック式マスケットを発注した。

そしたら、現品がかなり余っていたようで、エリン船が帰りの便に積んで戻ってきた。

「お嬢、もってきやしたぜ」

コルムは船員にパーカッションロック式マスケットが入った箱を運ばせる。

10箱ほど積んできていた。

「お嬢って言うな。ご苦労だったな」

ブリジットは箱を見ながら、

「てか、多いな」

「フロストランドじゃ、箱単位でしか売ってくれなかったんですよ」

コルムが諦めの表情で言う。

「アイザックの入れ知恵だな…」

ブリジットはつぶやいた。

「まあ、いいや」

「じゃあ、一つ解体して複製を作ってみましょうぜ」

コルムはさっさと箱を鍛冶屋の製作所へ運ばせる。


「これがパーカッションロック式か…」

鍛冶屋たちは興味津々である。

「結構数は揃えたから、思う存分解体してくれていいぞ」

ブリジットは気前よく言った。

「おう、気前いいな」

「やったるでぇ」

「腕がなるのう」

鍛冶屋たちはやる気を出している。

こういうエサをちらつかせると、上手く動いてくれる。


構造はフリントロック式と似ている。

要はハンマーで信管を叩けば良い。

なので、改造が可能だ。

鍛冶屋たちは現行使用しているフリントロック式を改造した。

パーカッションキャップは、基本的にはフロストランドより購入することにした。

信管を作るのが難しいからである。


「これはこれで良いけど、後装式も作ってくれ」

ブリジットは言った。

「うおっ、やっぱりか」

「きちゃったかぁ、これ」

「こりゃ徹夜になるなぁ…」

鍛冶屋たちはセリフとは裏腹に嬉しそうである。

「いや、徹夜はせんでもいいけど…」

ブリジットはジト目である。

「とにかく後装式は構えたまま装填できるから」

「ふむ、それは面白いな」

「腕がなるのう」

「んだんだ」

「とにかく、頼んだぞ」

ブリジットはちょっと引き気味である。


しばらくして、鍛冶屋たちは後装式を作ってきた。

試作品である。

ブリジットたちは試し撃ちをしてみた。


ドォン


遠くの的を射貫く。

良い具合だ。


「いいな、フロストランドの後装式と変わらない」

「ふん、当然だな」

「エリンの鍛冶屋なめんな」

鍛冶屋たちはドヤ顔をしている。

「良い腕だ。ありがとうな」

ブリジットは礼を言った。

「いいってことよ」

「また何かあったら言ってくれよ」

「こういう仕事は大歓迎だ」

鍛冶屋たちは満足気に去って行く。

もしかしたら生産関係が一番楽しいのかもしれない。

ブリジットはそんなことをふと思った。

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