中国(人)と台湾客家
@MasatoHiraguri
第1話 はじめに
中国人と台湾客家の違いが日に日に明確になってくる
経済力や軍事力といった個々の分野における力量の差以上に、中国の指導層である漢民族と、台湾島の支配者である台湾客家の形而上的な存在感、その濃薄がはっきりしてきた。
大学日本拳法でいえば、明治大学日本拳法部と私の母校○○大学日本拳法部との違いのようなもの。
両校共に、OB会長を筆頭にして、監督・コーチという指導陣、OB会等のバックアップ組織といった、器(うつわ)は同じに見えるが、中身(機能面で)は大学生と小学生ほどの開きがあり、形而上面においては、更に圧倒的な「次元の違い」がある。
組織体として哲学が有るか無いか、ともいえるでしょう。
中国のトップとそのチーム、台湾客家のトップ陣の場合、組織の大小という規模ではなく人間的な質の差が、最近の両者の(ニュースとなった)言動から益々実感されるようになってきた。
人民網日本語版と、フォーカス台湾(及び、ヤフーニュース)の記事を見るだけとはいえ、「15億の中から厳密に選ばれてきた人間たちと、台湾客家という秘密結社・新興宗教集団の中で、コネや血や縁故によって恣意的(論理的に必然性がない)・人工的に作られてきた者たち」との差が見えるようになってきたのです。
初めからそれを眼目にして、今年8月のペロシ訪台から今までの一連の中退紛争の流れを見てきたわけではありません。ただ、漫然と両者の言動を眺めてくるうちに、彼らトップ二人とそのスタッフたちの資質・アルゴリズムが、次第に明らかになってきたということです。
本来、各大学日本拳法部の活動が休止する夏休み期間中(8月)だけの、謂わば「暇つぶし」のつもりで中台紛争を見ていたのですが、ついつい3ヶ月間にも及んでしまいました。
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