第2話 暗雲な出来事

その頃、ライムはサーシャの喜ぶ顔を思い出しては、

と笑っていた。



(ようやく……ようやくサーシャにダイヤの指環が渡せれる!)


ライムは、足取りも軽く、今後の幸せな未来を考えていた。

近くにあった教会に立ち寄り、


(僕らの間に、子供が授かります様に……。必ず幸せになるから。)



ライムのに誓うかの様に……そして。

これから出逢うべき子供に対して

ライムは、

幸せがはち切れそうな表情を浮かべ、足取りも


いつしか、ステップを踏んでいた。




指定された施設に着くと、ライムは少しだけ不安を抱いた。



施設内に入ると、

不気味な叫び声が響いていた。


ライムは、

と自分に言い聞かせ

施設内に備えてある呼び鈴を押した。




その場でライムが目にしたものは……


顔半分がただれた大きな男だった。ライムはギョッとしたが



()と

すくむ足に力を入れた…………。



大きな男は、声がしゃがれていた。



『はい!!』





案内された1室には、、、


生臭い、臭いが、充満していた。




今…………何とも言えない臭いで

あった。



ライムは思った……。





(俺…………)

と。。。






つづく

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