カクヨムコン8参加中の新人作家の備忘録
裏耕記
カクヨムコンというお祭りがあるらしいですよ
※はじめに
他の作家さんも含め、作家側の目線の話が多くなります。
自分で作家側と言っていて恥ずかしいですが、ヨム、カクという立場で別けると、そっち側なので。
読み専の方にはご不快な思いをさせてしまうかもしれませんのでご注意下さい。
気にされる方はご覧にならない方が良いかもしれません。
はじめまして。裏耕記(@rikouki)と申します。
エッセイという物がよくわかっていない立場なので至らぬ所もあるかと思いますが大目に見て頂ければと存じます。
そろそろカクヨムコンの季節ですね。(ついこの間、存在を知ったにわかです)
私もせっかくカクヨムコンというお祭りが控えているのですから、参加してみたいと思いました。
私の失敗談にもなりますが、これから小説を書こうと思われた方に同じような失敗をしてほしくないと思い、このような記事を書いています。
私は、この記事を書いている現時点で小説を書き始めて三か月ほどの経歴しかありません。
書き始めた時期は、多くのコンテストの締め切り時期だったこともあり、コンテストという物に参加できておりません。
良くわからないながら、とりあえず募集期間があるやつだけでもタグ付けしておこうといくつか付けましたが、それが出来たのも『小説家になろう』さんだけでした。
カクヨムさんは、タイミング的に合うコンテストが無く、もうすぐ完結予定の一作目のモチベーションの維持が難しかった記憶があります。
元々、私は小説をよく読んでいて、気に入った作家さんの本をすべて読んでは次の作家さんを探すというスタイルでした。
そうやっていくとだんだん自分の好みの作家さんが見つからなくなって、こういうのが読みたいんだよなって思う事が増えました。
そんな中、自分で小説を書けるというプラットフォームに出会い、やってみようかと始めた次第です。
当初、私はミステリーを書こうと考えました。
何となく、ミステリー作家って格好良くないですか?
誰もが使える文字で読者を引き込み、息もつかせない展開で翻弄し、結末に驚かせる。そんな小説を書けたらどんなにいいか。
そんな風に思っていました。
さあ、書こうとなるまでは。
書きたい気持ちはあるのですが、全く書けないのです。
何となくのイメージはあるものの文字として表現できなかったんです。
それで仕方なく次によく読んでいた歴史・時代小説を書いてみる事にしました。
これは実在の人物を主人公にしたからか、とりあえず書き出すことができました。
この時点では、プロットという言葉も知りませんでした。
プロットという存在や重要性を知ったのは、書き始めて2か月以上経った、先月くらいの事です。
まあ、こんな程度の物書きなので、これから書いてみたい方には反面教師のように役立ててもらえれば幸いです。(プロットはしっかり作りましょう。その方がいいらしいですよ)
さて前置きは長くなりましたが、そんな私がカクヨムコンという物を知ったというお話です。
ある程度、一作目の小説が書けてくると、今度は評価が気になるようになった時期の事でした。
一作目は思いもかけず、長編になってしまい(プロットを書いていなかったから)、書き終わってみれば27万字くらいになりました。
完結してくれてよかったです。
ちゃんと調べるとわかりますが、初心者は短編やショート・ショートのような短いものから練習していくといいらしいですよ。これも後になって知りました。
話を戻します。
九月の終わりころ、目立つバナーがカクヨムに張り付けられていました。
これがカクヨムコンですね。
今年はカクヨムコン8ということで第八回となります。
正式名称は第8回カクヨムWeb小説コンテストです。
参加方法は各小説の設定画面からできるようになっていて簡単ですね。
よくよく見てみると、このコンテストは40ものレーベルが参加する特大のコンテストでした。
私は時代小説を書く手前、参加できるコンテストが少ない事もあって、とても興味を持ちました。
時代小説ってコンテスト不利ですよね。求められていないんでしょうか。
以前、コンテストについて調べている時に見つけてしまったのですが、大きな賞の下読みを担当している編集の方のツイッターに「うわ、時代小説かよ。まいったな~」的な物を見てしまい結構落ち込みました。時代小説は、そのレーベルの求めるものと合っていなかったのですね。
すみません。どうでもいい事でしたね。
言いたかったのは、ファンタジーや恋愛ジャンル以外でも間口が広いコンテストだと感じたという事です。
そこで情報収集をしてみると、先輩方の沢山のエッセイがありましたので拝見してみました。
そこに書かれた記事などを見るとお祭りのように盛り上がっていて、とても面白そうです。
当時の臨場感あふれる思いや、他の方へのエールのために書かれた創作論。ジャンルは違えどカクヨムコンに向けた熱意をヒシヒシと感じました。
そういう熱気に当てられ、やってみるかと思ったものの、正直な所、一作目はカクヨムコンが始まる前に終了予定で失敗したなと思っています。
きっと最初にカクヨムコンの事を詳しく知っていれば違った方法があったのではと感じています。
ぜひ皆さんはきっちり計画を練っていきましょう。
簡単にコンテストの流れを説明しますと、まず読者選考期間という物があり、それを通過した作品を各レーベルの担当の方が審査するという物だそうです。
つまり、読者選考期間でしっかりと評価されないと、俎上に乗らないという事のようです。
失敗したなと思ったのは、この読者選考期間を知ったからです。
皆さんは私のような失敗をしないようにしてくださいね。
読者選考期間は、今回で言うと12/1~2/7までの間で、その間に付けられた☆やブックマーク数などの、カクヨムでのランキングで決まるらしいです。
問題は、先についていた☆やブックマークは考慮外という事です。
なので、先輩方は新作を暖めて、もしくはその日に合わせて新作を書き溜めておられるようです。
そして12/1から投稿を始めたり、はたまた少し前から投稿して読者に読んでもらおうとしたり、しっかり戦略を練っておられます。
私が見た中で、あがっていた作戦は以下のようなものでした。
・12/1の0時に全ての話を一括投稿してスタートダッシュを決める
・12/1に半分くらい投稿して、二日以降も継続して投稿する事で目立つ
・11/30とかに投稿を始めて先にファンを増やす。
こんな感じでした。
人によっては激戦区になる12/1を避け12/2から投稿するという方もいらっしゃいました。
何にせよ、せっかく参加するなら通過したいですよね。まだまだ大賞とかはイメージできなくても一次選考通過って、最初の目標にちょうどいい気がします。
不思議なものですね。最初は単に書いてみたかっただけなのに、書いていると欲が出てきます。
さて、こんなところで一話目は、コンテストのお話と投稿するタイミングはちゃんと調べようというお話でした。
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