第4.5編『凹《へこ》んだ時でも』解説

詩人

『あーーん! 中間落ちたーーーー!!』


ネコ

「ああ[第1回「G'sこえけん」音声化短編コンテスト]ですね」


詩人

『もうダメだーー! おしまいだーーーー! もうやめるーーーーーーーー!!』


ネコ

「詩人さん、さっきと言ってた事が違いませんか?」


詩人

『弱気になって甘えたい風を装ってるんだよ~~♪』


ネコ

「それは表に出して言ってはいけないのではありませんか?」


詩人

『とりあえずさっき甘いもの食べて落ち着いたから、小説読みたい!』


ネコ

「好きなだけ読んで下さい、読み終えたら少し休みましょう」



 詩人はコンテストに落ちるといつもこんな感じだ、ネコは詩人を甘やかす。

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