【詩】ふるえる

ふるえていた。

布団の中で。

怖くて震えるのではない。

ただ、

何百万人が住む都会で

僕がひとりぼっちだという孤独、

その孤独が身体をふるわせて、

そしてそれは、朝の光を浴びるまでつづく。

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