第19話 12月

 ママの依頼、この試験の後は担当者が担う。

 信一

 「成る程、今度は店員が課題ですか?」

 店員

 「課題ね、ヴァルケイスは2回目に息切れ、でも二回に全滅は効率が良いわ」

 信一

 「当たり前です」

 効率主義、この日帰り、2回目に全滅、この繰り返し。

 クリスマスイブ、ヴァルケイスは効率主義、日帰り、2回目に全滅、この帰ってパーティー。

 クリスマス、休日。

 コツコツと同じ形。

 店員の担当者

 「効率狩り以外はしないのかしら?」

 信一

 「効率主義とは失点がない」

 ひたすらに効率主義、年末の効率主義、1月の効率主義。

 2月の担当者は成績表を眺める。

 担当者

 「効率狩り一辺倒、失点なし、はい合格」

 信一

 「不思議なものですね」

 合格したヴァルケイス、銀座のクラブから依頼を斡旋の資格。

 信一

 「全員、担当者の2月の女性が銀座のクラブの本当のママ、他は替え玉、指輪が違う」

 納得したヴァルケイスのメンバー達。

 ママ

 「指輪にばれたわね、仕方ない、2月からは依頼の斡旋ね」

 信一

 「ええ」

 レベル三十台の階級に上がるヴァルケイス。

 依頼は斡旋、この信一は効率主義と見切った範囲の依頼の斡旋。

 信一

 「日帰りの話ですが、終電がないので、帰れませんよ」

 ママ

 「成る程、厳密には帰れない、成る程、依頼は斡旋の形、でも信一君は手堅い効率主義、様々にあるけど、効率主義でいいの?」

 信一

 「残念ながら効率主義でいいんです」

 この依頼の斡旋は手堅い効率主義、この内容しか受け付けない。

 2月の14日。

 信一

 「依頼の斡旋でしたね」

 ママ

 「そうね、効率主義の効率狩り、やんちゃの割には手堅いやり方しかないし」

 信一

 「因みに、担当者は3月のまた変わる」

 依頼はこなす、3月の担当者は変わる。

 信一

 「依頼の斡旋でしょう、この形に効率をできるか、それができるんです」

 戦闘の依頼を全部引き受けた。

 効率狩り、流れ作業の移動狩り、この帰り道に全滅させて帰る。

 担当者

 「ええ、効率を追及した効率狩り、この移動狩りも兼ねた攻撃専門、帰り道に全滅、まさに効率狩り」

 この他の依頼は日帰りがない、様々な理由に断る。

 信一

 「大変ですね、ヴァルケイスは手堅い効率主義、他はしてくれないので」

 担当者

 「そうね」

 条件の依頼をこなす。

 3月の20日に通常の依頼型に変わる。

 信一

 「まあ、戦闘の依頼を引き受けた、でも他はない、でデビルサマナーは戦闘以外に働く理由ってなんですか?」

 担当者

 「そこね」

 戦闘の依頼を引き受ける。

 効率狩り一辺倒、無駄はない効率主義。

 信一

 「依頼の斡旋ではありますが、戦闘ですからね」

 担当者

 「そうね、戦闘のヴァルケイスなのよね」

 信一

 「ええ、やんちゃでしょう」

 この信一に勝てない様々。

 戦闘の依頼をこなす日々。

 信一

 「担当者の言い訳より、戦闘しか引き受けないヴァルケイスは効率主義、不思議なものですね」

 この信一が強い、担当者が勝てない毎回。

 信一

 「だって戦闘は素人ですからね、さっぱりわからない」

 この限界の担当者、また変わるも無茶苦茶はしない。

 依頼の形、このこなして日帰り。

 信一

 「デビルサマナーの仕事ばかりですね、悪魔絡みばかりと言う」

 デビルサマナーの仕事、悪魔絡みの討伐が当たり前、この日帰りの日々。

 3月の30日。

 信一

 「デビルサマナーの仕事に大変ですか、悪魔討伐が当たり前なデビルサマナーですが?」

 担当者

 「そうね、デビルサマナーの仕事は悪魔討伐が当たり前、やんちゃだと大変ね」

 信一

 「ええ、好きなんですよ、戦うのが、ちょうどぎりぎりをすり抜けた一杯を顔面にぶちこむ爽快感が好きなんですよ」

 この日帰りの仕事、最大攻撃2回目に全滅、この為にスカッとした面々。

 








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