異世界に転生したら俺だけ女の子とエッチすれば強くなる下品なスキル持ってたんだけど、使わなかったら追放されたので、自由に生きてヤることにしました!

にこん

第1話 追放?了解。好き勝手やるよ?

「ファラン。お前を追放する」


俺は村の宿で勇者パーティのリーダーである、女勇者のエルザにそう宣言された。


「そうか。ちなみに理由を聞いてもいいか?」

「お前が何もしてないからだ。パーティに入れたのは転生者で王様から入れろ、と言われていたからだ。なのにお前は役に立たない」


俺が何もしなかったのは理由がある。

何も出来なかったからだ。


俺が俺の能力を使おうとすると勇者パーティの誰かが傷付く。

だから何もしなかったのだが。


残念ながらここでお別れのようだな。


「そうか。なら抜けるよ」


俺はそう言ってみたが


「何をしている。迷惑料は?」


エルザにそう聞かれた。

迷惑料?そんなもん払わなくていいだろ。


そう思っていたら聖女のヒルダも口を開く。


「はい、迷惑料が必要ですね。あなたをパーティに入れたことで我々の評判が下がったのですから当然です。あなたのようなゴミムシを入れてこちらが被った損害を考えれば当然では?」


俺を軽蔑するような目で見てくるヒルダ。

更に聖騎士のセイレーンも口を開いた。


「そうだな。貴様のようなタダ飯ぐらいをこのパーティに置いてやっただけ有難いと思え。名は広く知られるようになっただろう?その分の代金として捉えてもらったらいい」


そう口にするセイレーン。

そうかよ。


俺の事そんなふうに思ってたんだな。

ならこっちにも考えがあるさ。


「分かった。その代わり最後に1つ、願いを聞いてくれないかな?」

「なんだ?言ってみろ」


エルザにそう聞かれたので俺は口を開く。


「ヒルダと2人にして欲しい。迷惑料は彼女に渡す」

「何故私なのですか?」


俺はヒルダの目を見て答える。


「言わなくても分かるだろう。察してくれ」


男が女を指名する。

そんなことに理由が山ほどあるわけが無い。


直ぐに何かに思い至ったのか頷くヒルダ。


「分かりました。そのゴミのようなプライドへし折ってあげますわ。2人きり、でね。存分に私に気持ちでも伝えて下さないな」


そう言ってヒルダは微笑むとエルザやセイレーン達を宿の外に追い出した。


俺は残ったヒルダに向けて口を開き始めた。


「俺の能力ずっと言ってなかったよな」

「はい。そうですね。きっとゴミのようなものなのでしょうけど」

「何で言わなかったと思う?」


俺が異世界に来た際に授かった能力は【子食い】だった。


「ゴミのようなスキルだから、でしょう?」

「そうだな」


この子食いという能力は俺だけのユニークスキルだったが。

使えば彼女達が絶対に傷付く。


だから、使ってこなかったし、使ったことなんてなかった。

でも、それももういいかもしれない。


こいつら相手なら俺はきっと能力を使える。


もう可哀想だなんてこいつらに抱く気持ちはなくなった。


「さぁ、言ってみなさいよファラン。私の事好きだったのでしょう?」


そう言ってくる聖女ヒルダ。

俺は口を開く。


「まず、渡したいものがあるんだ。近寄ってきてくれないか?」


皮袋を取りだした。


「迷惑料ですか?いい心がけですね。先に渡すなんて」


そう言ってベッドに座ったままの俺に近付いてくるヒルダ。

そんな彼女に口を開く。


「ずっと欲しいと思ってたんだよヒルダ」

「欲しかったんですか?この私を?あなたのようなゴミムシが?」


盛大に笑って近付いてくるヒルダ。


「ずっとさ。思ってたよ」


俺の前に立ち止まって皮袋に手を伸ばそうとするヒルダの手を掴んだ。


「な、なんですか?」

「ぶち犯してやりてぇってさ」


悲鳴をあげようとしたヒルダの口を抑えてベッドに寝かしつけた。


「馬鹿だな自分から来てくれるなんてよ。俺が何もしないと思ったか?ヒルダ」


口を押えながら耳元で囁いてやる。


「んん!!!んん!!!!」

「俺の子種を生意気なお前にくれてやるよ」


ヒルダの服を破いていく。

こいつは聖女。力なんてない。


俺の拘束から逃げるなんて無理だ。

おいおい。ほんとエロい体してやがるよなぁこいつ。


ケツ振りながら歩いて、おっパイ揺らしながら歩きやがっててめぇ俺がどんだけ我慢してきたか分かってんのかよ。


「楽しませてくれよ。ヒルダ。ずっと我慢してたんだよ」

「んんん!!!!んん!!!!!」

「何言ってっか分かんねぇよ!ははは」


笑いながら本能のままに貪る。


「なぁ、先に聞いてやるよ。中田くんと外田くんどっちが好き?外田くんがいいなら金払えよお前。外田くんは高いんだよ」


コクリと頷く聖女。

聖女の右手だけを解放すると自分のポーチを操作してお金を出してくる聖女。


それを見ながら静かな目で聖女を見つめて告げる。


「今お前を好き勝手してる俺が約束守るなんて思った?俺は中田くんの方が好きなんだよ」


俺だけのビッグマグナムが火を噴く。

デザートイーグルだ。


「んん!んん!!!!」


涙を流すヒルダからお金を回収してから離れる。

舐めるなよ俺を、俺は今ゲス以下の汚物だぞ。きっちり貰うぞこれは。


プレイ中に喋れないように布を最終的に噛ませてある。


立ち上がった俺の右手に何かが握られていた。


【聖女ヒルダの子を入手しました】


それは丸い玉のようなもの。

俺も初めて使うから知らなかったけど、これが子なのだろう。リアルな子供でも気持ち悪いからこんなもので助かったけど。


見た目は普通の飴玉みたいな感じ。


俺のスキル子食いはこうやって女を穢すことで発動する。

だから嫌だったんだよ。使うのなんて。


今まで仲間だった。

そんな奴らの泣き顔とかさ、嫌そうな顔なんて見たくなかったから。


面倒なんだよ。恋仲になって、とかさ。

無理やりとか論外じゃん?そう思ってたよ。


それに俺には転生前の記憶がある。

その世界で無理やりなんてやったら最悪捕まる。


でも、この世界なら逃げ切るのもそう難しくないだろう。


もう吹っ切れたさ。


「俺の故郷では神話であったんだよ。我が子を食らう神の絵がさ」


サル、さる?さとぅ?なんだっけ?サトル?忘れたけどそんな感じの神様だった。

そんな風に俺はその玉を噛み砕き、飲み干す。


【聖女ヒルダの子を食べました。力を吸収します】


【聖女の祈り、聖女の献身、ヒール、ハイヒール……などのスキルを獲得しました】


【レベルが上がりました。レベル30からレベル35】


それを見て思う。

はっ。最高だなこのスキル。

普通に戦うよりも女を穢した方が楽に簡単に強くなれるじゃないか。


いいよ。俺はもう善には戻らない。

何処までも堕ちてやるよ悪の道に。


「んん!んん!!!!」


涙を流して逃げようとしてベッドからドンと落ちるヒルダ。

どうしようか?口止めに殺しちまうか?

相手は聖女。いけるだろ。


いやーでも勿体ないな。顔も体もそれだけは好みなんだよこいつ。性格は最悪だけど。殺すの勿体ないなぁ。


そんなことを考えていたら


「ヒルダ?遅いぞ。何かあったのか?それより今の音は何だ?」


エルザが様子を見に来たらしい。

口封じにとかってもう殺す時間が無いな。それより今ここでエルザに入ってこられたら確実に死ぬ。


あの勇者の筋肉メスゴリラには今の俺では勝てない。


まぁ、どのみち殺したとしても俺だと1発でバレるから口封じでもなんでもないか。


「命拾ったと思えよヒルダ。また今度は最後までゆっくりやらせろよ。次は俺のマグナムの手入れまでさせてやるからよ。楽しみにしとけ」


そう残して俺は宿の窓ガラスを開けて屋根に上がる。


「な、何の音だ!」


ドタバタと走って部屋の扉を開けたらしいエルザ。

その後に


「ひ、ヒルダ!どうしたんだ?!あいつは?!」

「え、エルザ……私。ひぐっ……」


ヒルダの泣き声が聞こえる中俺はこの村から逃げることにした。


さて、これからどうしようか。


とにかく現状分かったことがある。

俺はこのスキルがあればヤリまくって強くなれる!!!


強くなりたければヤれということだな?

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