5.「静止」と「制止」~止まっているのか止められたのか

・静止

とどまって動かないこと。物体がその位置を変えないこと。


・制止

人の言動などをおさえとどめること。

(『広辞苑』第6版)


 「魔法装置の中心では、銀色に光る球体が浮かんでしている」

 「飛び出して行きそうになった彼を、男はした」


 前者は「静止」、後者は「制止」と書くべきところです。

 止まっている=動いていないのが「静止」。誰かあるいは何かに動きを止められるのが「制止」。


 これは、意味の取り違えではなく、単純に、変換時の選択ミスなんでしょうけれど。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る