第一章 テイマーと攻略集団

ゲームスタート前に

第1話 プロローグ

作者のH2ゾンビです。

処女作です。誤字や矛盾が多々あるかもしれませんがよろしくお願いします。

ストックがあるうちは週2〜3話投稿していきたいと思います。

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 代神 東弥よがみ はるやside

 ピンポーン…


「なんだぁ〜こんな昼間に、ネットで何か注文した覚え無いんだけどなー。」


 ゲーミングチェアに下ろした重い腰をあげ玄関で荷物を受け取る。

 宅配屋さんいつもありがとうございます。こんなマンションの上層階まで。


 えーと何々…


 拝啓 我が親友よお望みのネットで一当てして19歳からの安定した不労所得生活は楽しいかい?こっちはキャンパスライフを楽しんでま〜す ^ - ^ さてさて今回私がお送りした品は今話題のUnionMythologyOnline 通称UMOユーモです。めんどいので以下略

 お前の悪友霧山 沙羅きりやま さらより


 …この時代にわざわざ手紙かい。まぁ正直抽選落ちて悩んでたからありがたいがこれってβテスター用の特注VRギアじゃねえか!


 はぁ…くれるって言うんなら、ありがたく使わせてもらおうじゃねぇか、えーと何々まずは所有者の身体検査からかここは前のVRギアで測ったデータをパソコンから入れてOKで、次はUMOのダウンロードしたら開始日前日からの事前アバター作成までの準備は完了か。


 運営side


 とあるビルの一室でARゴーグルを外した男が気だるげにつぶやいた、


「あと2週間で開始かぁβテストも大きなバグなく終わってよかった〜」


「まだ安心すんのは早いぞー、これからストーリーやクエスト、開始1週間記念イベントなど盛りだくさんだからな、あっ開始日もだぞ。」


 若い職員のつぶやきに初老のいかにも人の良さそうな男が答えた


「分かってますよ部長、それに今はメインAIによる最終チェック3回目なんですからまた異常が無い限り落ち着いてるんでいいじゃないですかのんびりして。」


「はぁ、まぁ概ねそいつの言っている通りなんで部長も久々に定時退社しないと奥さんと娘さんに愛想尽かされますよ。」


 そう若い女社員が言うと


「確かにそりゃ怖い、よしみんなこのチェックが終わり次第帰っていいぞー」


 と部長が部屋中に届く声で言った。

 今日も運営は平和である。


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 作者より

 第一話読んでくださりありがとうございます。

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