ボクの部屋にいる、可愛い霊の女の子

ヤッキムン

第1話

中3で沖縄から大阪の中学に転校した。


最初、家に入ったら、瞬間的に、家に霊の存在してるのを感じた。


ボクの部屋は2Fだったから、階段を2~3段、上ったら、2Fに、何か、よくわからないけど、霊のいるような感じを受けた。


思い切って、階段をダーッとかけ登り、ボクの部屋にバッと入ってみた。


やっぱり、部屋に、何か、霊のいるのを感じた。


部屋に入った瞬間、ちっちゃなお人形さん、何体か、存在してる感じしたんだけど、部屋には、お人形さんは、なかった。


前、住んでた人の持っていた、お人形さんなのかなあ~って思った。


昼間だったから、それほど、怖くは感じなかったから、あまり気にせず部屋の片付けをした。

沖縄から持ってきた、本や服や楽器や文房具などを部屋に並べた。


そして、夜、11時くらいに寝ていたら、しばらくして霊はあらわれた。

ボクの体を優しく抱きしめて、愛撫しはじめた。

それから、顔にキスしだした。

最初の晩は、わけわからず、何が起こるのだろうかと思いながら、寝てた。

結局、霊に、体を愛撫され、キスされてるように感じてたら、0時前に、静かになったから、もう、そのまま朝まで寝てしまった。


それから、毎晩、霊は同じように、あらわれた。


ボクは、ちっちゃい頃から女の子のような体だったから、まわりからも女の子のように思われていた。

中3になって、毎晩、霊に愛撫されキスされている間に、ますます、女の子みたいな体になった。

めっちゃ柔らかくて、曲線的で、可愛い体に。

顔も、キスされてるうちに、本当に女の子みたいな可愛い顔になっていった。


毎晩、体を霊に抱かれているうちに、なんとなく、霊は、女の子みたいに思えてきた。


ボクを毎晩、優しく抱いて愛撫してキスしてくれているのは、女の子の霊なのではと思えた。


しかも、なんとなく、芸術家のように感じる。

ボクの、お師匠さんのようにも思える。

昔、ボクは、その女の子の弟子だったのだろうか?


愛弟子だから、お師匠さんは、ボクのことを愛してくれているのだろうか?








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