Breaktime これまでのあらすじ 〜常松の酒場ダンジョン放浪記〜
ダラダラと読みにくい文章と乏しい表現力に加え、どうでもよい物語、そして全く進展しないストーリーのため、読み手の皆様には多大なる失望感とご迷惑をおかけしております。
それにも関わらず、仕方ないから読んでやるか!という優しさと慈悲の念を持って、このような愚作をお読みいただいている方々への感謝と、ついでにお詫びを兼ねて、今回はちょっと一息入れて『これまでのあらすじ』を投稿します。
※注)
今回のあらすじは一部シリアス調に美化しておりますので、別の物語だと勘違いされないようご注意ください。
また、『上手いこと手抜きしてるなあ』とか、『こいつ、この後のストーリー全く考えてないな』などの詮索は、決してされませんようにお願い致します。
〜 Welcome to the another world 〜
会社の後輩からは慕われ、女子社員からは憧れの的、上司からは最も期待されている男……という妄想を常に抱き続けている“令和の妄想王”こと常松京太郎は、どこにでも転がっていそうな平凡なサラリーマン。
会社帰りに馴染みの店で飲もうと、いつもの飲み屋ビルのエレベーターに乗った常松は、自分が暮らすこちら側の世界から、摩訶不思議なあちら側の世界に迷い込んでしまう。
馴染みの飲み屋ビルのいつものフロアで降りたはずが、何故かそのフロアには初めてみる店ばかりが立ち並び、更にはつい先ほどまで乗っていたはずのエレベーターが消えてしまうという謎の現象を目の当たりにする。
しかし元来いい加減で鈍感なため女にモテない常松は、否、女にモテるモテないは余り関係ないが、ここが異世界だと意識することもなく、能天気に飲み屋を物色する始末。
だがその甲斐あってか、それとも飲み屋嗅覚が人並み以上に優れていたせいなのか、常松は美人ママが出迎えるスナックを引き当てる。
喜び勇んで店に入ろうとする常松。
しかし、この美人ママのお店『スナック亜空間』に入店するには“合言葉”が必要という無理難題を突きつけられてしまう。
が、そこは某将軍様からの無理難題を論破する◯休さんよろしく、トンチを利かせたような、利かせてないような、ゆる〜い感じで、何とか入店を果たす。
これも一重に、美人ママの店で飲みたい・歌いたい・会話したいという常松の三拍子揃った煩悩と欲求が成せる技であった。
イメージカラーがグリーンの美人ママは、自らを“ユリコ”と名乗る。どことなく若かりし頃の現都知事を彷彿とさせていた。
そんな美人ママの登場に、スケベ根性丸出しで鼻の下とへその下のあいつまでが、伸ばし放題に伸ばしながらデレデレと飲んでいた常松は、その伸ばしていたモノが一瞬で縮まってしまうような衝撃の事実を知る。
この世界が異世界(裏世界)であることをユリコママから教えられた常松は困惑した。
しかし、シリアスな表情が全く似合わない常松は、得意のいい加減さを発揮する。テンションを上げまくったことが幸いしたのか、その漢気を粋に感じたユリコママからこの物語の中では恐らく最強のレアアイテム何じゃね? と推測される“三枚のお札”をゲットする。
そして、次元空間を警備する“次元パトロール”にくれぐれも見つからないようにと注意を受ける。
いつまでも美人ママと酒を酌み交わしていたい常松だったが、この飲み屋ダンジョンからの脱出を試みる決心をすると、泣く泣くユリコママに別れを告げて颯爽と店を飛び出して行く。
スナック亜空間を出て、しばらく進んで行くと、赤々と点滅する赤色灯のような怪しい灯りを目撃する。
その正体不明の灯りから脅威を感じ取った常松は、もしや次元パトロールなのではないかと疑い、絶対に見つかってはいけないというユリコママの言葉を思い出す。
次元パトロールらしき怪しい灯り、それが本物なのか定かではないが、普段は全く機能しない危機察知スキルが珍しくビンビンに反応する。
「ここから姿を隠さねばやられる!」そう直感した常松は、咄嗟にBARアイアンヘッドの扉に手を掛ける。
しかし、BARアイアンヘッドの扉は開かず、必死に店内にいるであろう店員に扉を開けるよう懇願する。
すると、スナック亜空間と同様に入店するためのアンサーを求められるのだが、危機が迫る状況下ではその答えが全く閃かず、アーンドはっちゃけず※注1)に焦りだけが募りまくる。
迫る危機、ここまで出所勝負のオンパレードの常松は諦めることなく野生の勘を研ぎ澄ませ、驚異的な第七感を炸裂させてピンチを回避。ギリギリのところで入店のための『コール&レスポンス』を見事に決める。
※注1)昭和のTV番組。トンチを利かせて難題を解決する小学生主人公のキメ台詞。
逃げ込むようにBARアイアンヘッドに入り、かろうじて次元パトロールかもしれない何かから逃れた常松であったが、ハードロックなテイストが丸出しの店内に君臨するタンクトップ姿の謎の口髭マスターと対峙することになる。
口髭マスターは自らを“GAGA”と呼ぶように強要するが、本名は全く関係のない“マーキュリー”であった。
ラム酒ロックを煽って一息つきたいが、謎多き口髭マスターからの容赦のない連続攻撃を喰らい、防戦一方になる。
そして、髭マスGAGAからの攻撃をどうにか躱し続けるうちに常松は覚醒する。
ついに、究極の最大奥義 “前門の狼、肛門の虎” を見事に発動させることに成功したのである。
こうして、口髭マスターと呼ぶのも面倒なので略して『髭マス』と呼ぶことにした作者と常松は、髭マスとの愛情……ではなく、友情を芽生えさせるのであった。
どこかの世紀末救世主のように、いつかは
こんなところで油を売っている暇のない常松は、髭マスGAGAの口から不可解な事実を知る。
それは、「この店は一階に位置していて、このビルにはエレベーターがない」という謎であった。
普段使わない脳みそをフル回転させて、不可解な謎解きに挑む作者と常松は、GAGAからの小規模攻撃を躱しながら小刻みなシンキングタイムを駆使する。
その甲斐があってか、この飲み屋ビルにはエレベーターが無いという髭マスGAGAの話の真相が垣間見えてきた。
元いた世界の出入口とこちらの世界の出入り口は、その場所や形が必ずしも同じではないという常松にしてはかなり賢いナイスな推測が湧き上がったのである。
常松の大して役には立たない脳みそをフル回転させて辿り着いた仮説は正しいのであろうか?
それを確かめるには、謎のマスター“髭マス”ことGAGA(すっかり忘れていたが本名はマーキュリー)から真実を
聞き出すしかない。
しかし肝心な時に肝っ玉の小ささが躊躇を誘ってしまう常松のみみっちい根性にGAGAが助言する。
「男は肝っ玉たま!!」
この有難い助言により、常松は大いなる目覚めを自覚する。
大いなる目覚めによって、ついにGAGAから『ヒ・ミ・ツの扉』というワードをゲットするのだが、この『ヒ・ミ・ツの扉』は、かなりのマル秘っぷりなのだという。
いよいよ常松は、マル秘っぷりが凄い、扉の謎に挑む。
▽ ▼ ▽ ▼ ▽
常松がこの世界にやって来た真の理由は一体何なのだろうか?
というか、そんな理由はあるのだろうか?
この世界の誰かが、勇者として召喚したのだろうか?
しかし残念ながら、常松は勇者ではなくサラリーマンである。
あまり服装についての記述がないが実はネクタイとかしちゃっているのである。
ここまで数々の困難を乗り越えたことで、常松のレベルは確実に大きく上がっているだろう。
でも、そのレベルって、サラリーマンのレベルってことだよね? それって何に役立つのだろうか?
この話の舞台って異世界なのに、魔法とか、別の種族とか、中世風の街とか、冒険者ギルドとか、なんかそういうファンタジーな要素は全く設定されていなのであろうか?
それとも、これから先は、実は.........とかいう体で、急にドラゴンとか魔王とかが登場するのであろうか?
否、それはないって!! それって、かなりキツイっす!!
ということで、この先の常松の活躍に乞うご期待!!
― 常松よ、君は生き延びることが出来るか!? ―
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