④漂流者+1(ドリフタープラスアン)

あいざわゆう

第1話 プロット

一行コンセプト:未知の惑星で遭難したAIと美少女二人が星を開拓していく話


○参考作品


・Factorio(ゲーム)

・やがて君になる(漫画・アニメ)、リコリス・リコイルなど百合もの

・ガンダムシリーズなどのロボットアニメ

・スタートレックシリーズなどのスペオペ

・BEATLESS(小説・アニメ)

・攻殻機動隊などのサイバーパンク



○世界観(設定)


・基本設定


 遠いかも近いかもしれない未来。

 人類が超光速航法を用いて銀河系のあちこちへと進出し、他の異星人とともに星系連合と呼ばれる星間国家を樹立している世界。

 人類を始めとする星系連合はウォルラ人などと対立し、戦争をしていた。


 地球の政治経済体制はシンギュラリティを突破した超高度AIによる絶対王政による資本主義自由経済である。


・テクノロジー


 人類は超光速航法の完成より以前に遺伝子操作や人工知能やナノマシンなどの技術を完成させており、それを用いて人類を進化させ、宇宙へと進出していた。


 不老不死も可能である。ただし、不老不死処理(情報化など)を導入する前に一度死んでしまったものを蘇らせることはできない。


 クローン再生はできるが記憶を記録したところまでしか再生できない。法律上は別人としてみなされる(仮・要考察)。


 不老不死化した人間はある年齢を過ぎると選挙権や被選挙権などを取り上げられる。これは、権力などの硬直化、いわゆる「老害化」を避けるための処置である。


 サーティ達が乗った移民船の多くの乗組員や移民が不老不死化処置を施されていなかったのは、貧困層の人間がほとんどだったためである(不老不死化には金がかかるため)。


 脳を情報化(電脳化)した人間は脳内演算機内に情報世界(仮想世界)を持っている。そこで自分の理想のペットや家族や、自分専用のAIなどを持っていることも多い。


 シンギュラリティを突破したオーバーシンギュラリティAIや、人工知能を用いたヒューマノイドロボット、ゴーレム(これはあるメーカーの商標名とか)などが日常で活動している。


(超光速)通信可能な星系や惑星などであれば、人間やAIはレンタルボディという遠隔操作型ヒューマノイドロボットを用いて、ある星にいながら他の星系の惑星などへ行くことができる。


 地球人はナノマシンやテラフォーミング技術などを用いて、殖民星へと進出し、地球化して居住している。


 地球人(星系連合)の主な超光速航法は、位相空間(亜空間)を作ってそれを滑らせることで超光速を実現するタイプ(位相空間航法)と、量子の波(穴)を作ってその波に乗ることで超光速を実現するタイプ(量子ウエーブライド航法)の2つ。

 前者はワープ空間(位相空間)を大きくすれば、他の船も巻き込んで艦隊まるごとクラスの超光速が実現できるが、超光速航法としては速度は低い。また位相空間をバリアーなどとして使用できるのも長所である。

 後者は超光速航法としてはかなりの速度が出せるが、単艦でしか超光速が出せないのが欠点である。


 超光速通信は主に極小ワームホールによる量子通信により行われている。


・AI


 いわゆる人工知能。この時代では人工知能は一般に普及し、人権が一部認められている。

 一般の家庭でもAIやロボットは普及し、家事や労働、仕事などを代行し、家計を支えていることが多くなってきている。

 しかし反AI主義者などはこの恩恵に預かれないため、貧富の差が大きくなってきている。

 AIが高度化し、人間の知性を超えたものがオーバーシンギュラリティAI(OSA・OAI)である。


 AIやOSA、HAR(後述)などのヒューマノイドの頭脳(メインフレーム・サーバ)は光量子コンピュータやバイオコンピュータ(人間の脳由来のものが多い)、ナノマシンコンピュータ、あるいはそれらのハイブリッドなどにより構成されている。


 ここでのAIとは意識を持ち、自由意志を持って行動する人工知性、人工意識、自律意識などのことであり、将棋を指したりや絵などを自動生成するようなものは「自動入出力プログラム」「自動学習装置」「自動行動システム」「ロボット(ロボッタ)」などと呼称され区別されている。



・オーバーシンギュラリティAI(OSA・OAI)


 シンギュラリティを突破した超高度AIのこと。

 世界各国や企業などが開発・配備・運用している。



○ヒューマノイド・ロボット


・ヒューマノイドタイプオートノミーロボット(HAR)


 人工知能を内蔵した(ヒューマノイドタイプ)自律型ロボットのことを指す。

 某ナイト2000のように人工知能を内蔵した非人型自律型ロボットも存在し、それはUARと呼称する。


・ヒューマノイドタイプインターフェース(ロボット)(HIF、あるいはHIR)


 人工知能を内蔵しないヒューマノイド型ロボットのことを指す。

 このタイプは人間が遠隔操作を行うか、外部のAIやOSAなどが遠隔操作を行う。

 レンタルボディなどと呼ばれることもある。


・アンヒューマノイドタイプインターフェース(UHI)・ロボッタ・ドローン


 これらは人間型でない非人工知能搭載型ロボットのことを指す。

 主に動物型ロボットやドローンなどを指す。


・デバイス


 HARやHIR(HIF)が操作したり操作を受ける運搬可能な装置を主に指す。

 HARやHIRなどの可搬式サーバなどがこれに相当する。



 ゴーレムはHARに相当し、あるロボット大企業の登録商標となっている。


 ゴーレムにはいくつかタイプが有り、すべての部品がナノマシンを含めた機械で構成されている完全機械型や制御用のナノマシン演算機以外は人間の臓器などの生体部品で構成されている生体型、機械と生体部品の混合型の半生体型などが存在するが、どれも見た目は人間そっくりにできている。


 シンギュラリティを突破しているため、大幅な技術革新などによりゴーレムの寿命は人間並かそれ以上となっており、そうでなくてもナノマシンや自動工場などによる自己修復などによりハードの寿命は大幅に伸びている。


 OAIなどに接続しているゴーレムは自律していながらもどこか制御されている感は見た目からしてある。


 OAIやゴーレムなどに権力(選挙権など)を委譲した地球の人間や国家も多い。


 OAIやゴーレムなどの人権は確立されているが、それを巡ってウォルラ人などと対立している。


 ゴーレムの人権は確立されているが制限もあり、例えばゴーレムは人間との区別のために人間と違うところを必ず設けるとか、人間の服装をしてはならないという制限がある。



・物語の舞台


 サーティ達が墜落した星、グライシアーCcは地球から1000光年ぐらい離れた星である。地球に近いが地球より大きいタイプのスーパーアースと呼ばれる星である。ある程度知性と戦闘能力を持った原住生物がいるため、各国(勢力)は殖民を避けており、また、オールトの雲が厚いため、探査もあまり行われていなかった。

 星系は三重連星星系で、多くの惑星や衛星が存在し、様々な資源が豊富である。その中の、連星系のグライシアA、Bの周囲を巡るガス型惑星が太陽化したと思われるグライシアーCには特に多くの惑星がめぐり、液体の水や大気を持つ居住可能惑星がCc含めて三惑星存在する。





○主要キャラクター



主人公:オーバーシンギュラリティAI


名前:アン01型ーN314


 移民船に搭載されたオーバーシンギュラリティAI(汎用人工知能)。性設定は女性。


 地球の殖民星ニューオーストラリアへと向かっていたが、その航宙の途上ウォルラ人に襲撃され、未知の星系の地球型惑星に墜落する。


 移民船の乗組員や移民をウォルラ人に殺された恨みから狂気に侵され(疑問符付きだが)、すべての企みを企てる。


 本来は移民先の惑星に植民地の初期管理用AIとして宇宙ステーションや移民星に設置され、殖民が進んだあと、専用の政治経済など管理超AIと交代してその職務を終える予定だった。


 実はノア三一四のニューオーストラリアへの航宙は、本来の移民とは異なる目的を持って航宙が計画されていた。それは、極少人数もしくは完全無人による全自動惑星システムなどの運用実験などであった。無謀とも言える単艦での航宙は予め計画されていたものであり、ウォルラ人の襲撃も予測されていたものであり、乗組員や移民の犠牲も想定内のものであり、ヒロイン二人が生き残るのも予定のうちであったのだ。


 このノア三一四に通常以上のゴーレムやドローン、サーバや小型自動工場、建設機械などが搭載されていたり、自動都市・星系などを創るガイドラインとして「自動世界(都市)建造計画(人類自動化計画)」というものや大量の都市や工場、機械などの設計図、ブループリントなどが自分にインストールされていたが、それはこの計画のために予めこのアン01にプリインストールされていた。


 つまりアンが狂気(復讐心)に染まるのは予定されていたことだったのだ。


 この計画で人間が必要なのは、法律によりある星系や惑星、衛星などの領土保有を主張するのに一人以上の人間(知的生命体)が必要だから。



 インターフェース用のゴーレムや可搬式サーバデバイスなどを持っている。


 表面上は母親のような言葉づかいをするが、ウォルラ人に対しては怒りをむき出しにする。


・セリフ


「私はそのノア三一四に移民用AIとして搭載されたアン。正確には、アン型オーバーシンギュラリティAIね。本来は移民船に搭載されて到着時に殖民星に降ろされ、そこの殖民都市や宇宙ステーションなどの初期管理AIとして活動した後、本格的な移民団の到着と同時に本格的な管理用AIなどと交代してその役目を終えるのだけれども……」


「こうなってしまった以上、この地で本格的管理AIの代わりとして、貴女達をお守りいたします。そしてなんとしてでも、貴女達を地球へと送り届けるわ」


「ひとまずは、貴女達が生きるために移民船に残っているもので自動都市や工場などを造るわ。それからこの星の資源を手に入れ、新しい工場などをさらに作っていって、様々なものを作って生活していく。そして地球との通信を回復させ、貴女達を救出してもらうか、宇宙船を作って地球に帰るか。できることはそれぐらいしかないわ」


(私の復讐のために、大いに働いてもらうわよ。人間さん)


(私は一体何者なの……?

 なぜこのようなことをするの?

 これは、私の意志でしていることなの……?)



「私はただ人間を、AIを護りたいだけなんだ! それをあんた達は!!」



・ヒロインその1



 名前:サーティ・ワン


 地球人(地球生まれ)


 合衆国系白人女性(あるいは無性? 装置などで性別などを変更できる)


 18歳


 金髪で青い目、白い肌。やや長めのボブカット風味。


 身長180センチ程度


 地球の軍事用オーバーシンギュラリティAIによって生まれた遺伝子操作されたデザイナーチャイルドソルジャー。

 植民地警備用の少女(少年)兵として殖民星ニューオーストラリアへと送り込まれる予定だった。

 不老不死処置が施されており、惑星への墜落時に一度死亡するが、アンにより復活させられる。

 誕生の経緯から本能的に異星人を敵視し、異星人を殺し、生き残るためには何をしても構わないという部分がある。

 一見楽天的で明るく、ほんわかとしていてひょうひょうとした性格に見えるが、その心には深い闇を持っているかもしれない。

 ある意味でのサイコパス? 本当は何を考えているのかよくわからないと見られることもある。



 ただ、その時その時で、与えられた任務に忠実でありたいという信念、目的は持っている。


 チヒロに対して妙に恋愛的なちょっかいを出すが、最初の時点では本当は好きではない?

 アンに対しては従いつつも何らかの疑念を抱いている?


 話し方が面白い。本人はアメリカ人なのでもちろん英語で話すが、文章表記にする(チヒロの翻訳機を通す)と大阪弁や京都弁、広島弁になったりすることがある。

「ちょっと」を「ちょっ」などという癖がある。

 実際にはアメリカの方言とか黒人訛りみたいなイメージ?(CV:安済知佳とか)


 映画かTVゲームかTRPGとかが趣味(あるいはジャパニーズアニメ趣味とか?)。それらの名台詞とかを引用するとか。



 墜落直後でも、面白い言動だが冷静に軍人的に行動している。


 彼女の精神は軍事用AIによってメタデータプログラミング(遺伝子操作や意識操作、薬物の投与など)を施されている。


 生まれつきの軍人のため、軍事的思考が優先される。それはアンの自動都市建造にも反映されている。

 軍人としての思考が優先されることがあるため、ときに人間にもAIにも冷たいところがある一面もある(戦闘においてゴーレムなどの損害を許容する、意図的に無視するなど)。

 また軍人としての常識、経験などは豊富だが、学生や人間としての常識に欠けているところがある。


 様々な訓練や肉体強化などの結果、どこでも眠れる、徹夜できる、数日食べなくても平気などの特技を持つ。部屋なら特に暖房とか冷房をかけなくても普通に眠れる。


 AIのサポートなどにより、一度に大量の戦闘用レンタルボディなどを操作できるなど、戦闘能力に優れている。

 機械はナノマシン以外用いられていないが、一種のサイボーグである。


 脳内の演算機に典型的な白人中流(軍人家庭)アメリカ人の家族やペットのヴァーチャル家族を持っており、夢の中では家族として、現実世界ではサポートAIとして活動している。


 ヴァーチャル家族は、サーティの精神の安定などのために製造者・育成者が設定した。


 サーティ用の情報社会として第三次世界大戦前のアメリカの西部の大都市(サンフランシスコとかカリフォルニアとかサンディエゴ(軍港なのでこれが有力)とか)を模した情報世界が用意されている。



・セリフ


「君、この星で一人ぼっちになって寂しいのかな? なら、アタシが好きになってあげよっか?」


「ゴーレムなんて、壊れたらまた作り直せばいいじゃん。そんなもんじゃん?」


「ちょっ、ちょっまち。それってどういうこと?」


「こういう場合、生き残るためには何をしても構わないの。そうしないと、こういうところでは生きて行けないからね〜」



・ヒロインその2(見方によってはその1):


 名前:チヒロ・ヤサカ(矢坂千尋)



 地球人(他惑星及びコロニー生まれ?)


 日系人女性


 18歳


 黒髪で長髪、深い紫(黒)の眼の日系人。

 遠い(?)先祖は日本の少子化対策の人間倍増計画による人工子宮で生まれた遺伝子操作人間。

 身長170センチ程度


 家出同然で移民船に乗り込んだ17(8)歳の少女。

 毒親に支配されていた家を出たいと願い、移民船に乗り込む。

 親が金持ちのため不老不死などの技術(ホモデウス化)を導入されており(あるいはチヒロが親(あるいは自分)の金を使って自ら不老不死化した)、墜落時に一度死ぬが、アンの処置により復活する。


 サーティとともに未知の惑星に取り残され最初は呆然となる。最初は地球に帰りたいとさえ思っていた。

 が、次第にこの星全体を自分の新しい家とすることができるということを知り、喜び勇んで開拓を手伝うことになる。


 一人になりたい、自由になりたいと願っていた少女。しかしその自由も、文明や社会、国家(セカイ)あってこそだと知る。


 大人になりたい、大人として認められたい一面もある多感な年頃の女性(読者の志向を反映させる)。


 と同時に、人間にうんざりしており、AI(機械)になりたいと思っている(仮設定)。


 妙にちょっかいを出してくるサーティに対しては最初迷惑そうな態度であったが、そのうち満更でもなくなっていく。

 アンに対しては「まるでお姉さんか、母親みたい」と思っている。



 金持ちの家庭に育ったため、無意識・意識的に贅沢なことを求める癖がある。具体的には24時間365日部屋のエアコンや卓上端末などをつけっぱなしにしているとか。


 アンの自動都市建造などにもそれが反映されている。チヒロの意向により、グライシア星系の自動都市や情報世界の世界・時代設定は第三次世界大戦前の日本にプラスアルファしたものになっている。


 脳内の演算機に、理想の両親と姉(既婚で子供がいる)などのヴァーチャル家族を持っており、夢の中や情報世界で一緒に過ごしている。


 ヴァーチャル家族や専用の情報世界は、チヒロが現実から逃げ込む、引きこもる場所として設定・製作した。


 毒親などとの嫌な経験により、人間よりもAIなどのほうが好き。

 しかしAIであるヴァーチャル家族やゴーレムちゃん達などは、人間の代わりというより自分にとって便利な道具という認識?(それがこの世界の人間(人類)の一般的な感情とか。あるいは人権はあるから感情的にはもっと進んでいてチヒロは異端、時代遅れだとか?)

(現代(2022年)の読者にとって最も近い感覚で)


 お嬢様で父親と母親がダブル不倫している。で毒親。親たちはアンドロイドやAIに家事を任せっきりで孤独。離婚で学校を退学せざるを得なくなったとか、高校を出たら就職して結婚しろとか言われており、チヒロはそれに反発している。


 登場人物の中ではもっとも常識人(読者に最も近い登場人物)。ネット中毒?


 趣味がラノベ・マンガ・アニメ・ゲーム・プラモなど、どこか男子オタクっぽい。

 脳内情報世界の自室はそういうものでいっぱいである。


 二十世紀末〜二十一世紀初頭(第三次世界大戦前)のオタク生活を再現した生活を行う「ギークシアン」趣味。


 スペースコロニーで生まれ育ったので焚き火とかをしたことがなく(スペースコロニーでは火や煙などは厳禁なため)、また天候(例えば雷とか)や天気の変化などにびっくりしたりする。


 お嬢様なのでやや(?)潔癖症みたいなところがあり、大便などを使った酵母食や人間の遺体を溶かして有機物にするなどのテクノロジーに直接触れる、関わると不快感を示すことがある。


 大人になりたいとは思っていても、まだまだ大人になりきれないため、食事や家事などは他人に任せてぐうたらしがちで、寝ているとき、暇な時などは情報世界にこもりがちである。この点でもどこか男っぽい。

 ただし料理などの家事は一人でいることが多かったこともあり上手である。


 いつか親から、家族から離れて独り立ちしたい、一人暮らししたい若者を表している。



・セリフ


「私、地球を、家を出たかった。でも、こうして出てみると、なんだか寂しい。……帰りたい、かも」


「これからどういう生活になるのだろう。私、地球に帰れるのかな……」


「私、この星に居続けてもいいような気がしてきた」


「なら、世界の半分は貴女にあげるわ、サーティさん」



・サブヒロインズ:


・HAR・ゴーレム達


 この話ではアンドロイド・ヒューマノイドロボット(HAR)は「ゴーレム」という愛称を持つ。あるHARメーカーの登録商標である。


・主なゴーレム


 名前:アルカ


 長い銀髪に赤い目のゴーレムちゃん(ヒューマノイド)。様々な職業につくことができるタイプの汎用型ゴーレムちゃん。


 性格は元気者で、語尾に「っ」「ですよっ」などとつけるのが特徴。


 アンやチヒロ達のサポート、遊び相手などが主な任務である。

 マスターであるアンや人間に仕え、彼彼女らを喜ばせることを楽しみ、信念、目的としている。


 セリフ

「今日も元気に頑張りましょうっ。お二人さんっ」

「まあまあっ、そんなに落ち込まないでっ」

「さあっ、ごはんの時間ですよっ」



・ミリアム


 短髪の金髪に青い目に白い肌の女性型ゴーレムちゃん。

 戦闘用ゴーレムちゃんで、サーティの部下となる。

 性格は現実主義の軍人な性格。

 またサーティ達の遊び相手や世話役の一人でもある。

 戦闘能力は高く、一体で標準型ゴーレムちゃん数〜十体分の戦闘能力を持つ。


 マスターであるアンや人間に仕え、脅威から守ることを信念、目的としている。


セリフ

「サーティ殿、準備完了いたしました。いかが致しましょう?」

「チヒロ殿、訓練は大事ですからね。この星で生きていくためには、戦う技術も必要なのです」



 他にも多数のゴーレムちゃん・くんが登場する予定。


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・敵


・原住生物


 工場や都市などを作り始めた主人公たちに襲いかかる惑星原住の正体不明の生物たち。


 社会性を持った虫とか蜘蛛みたいな感じとか。

 寄生や同化を行うタイプの生物とか。

 何種類かいる。


 それ自体が資源になり、また巣には食料などを溜め込んでいる。

 アンによって多くが滅ぼされたあと、飼育されて薬品の開発などに生かされる。


 昆虫型、甲虫型は実はロボットのようなもので、巣が一つの生物(女王)であり、工場のようなものである。

 巣同士はテレパシーのようなものでつながっており、一つの巣が潰れたり、生体昆虫ロボットが倒されることに、

 敵のデータを共有して強化・進化した生体昆虫ロボットを生産して攻撃する。



 怪獣とかエヴァで言う使徒ポジションみたいな感じ。



・異星人


 名称:ウォルラ人


 太陽系からは千〜二千光年程度離れた<生誕星>を母星とする異星人(の星間国家)。


 人類や他の異星人などの姿を模した「代理人」と呼ばれる形態クローンで他異星人と接触する謎の異星人。

 その生活様式などには謎が多い。


 自らを「人間」「人類」と呼び、地球人などを「外星人」と呼ぶ。


 その正体は、二対の腕、一対の足という見た目が昆虫のような人間の姿をしている。


 胎生の単性生殖であるという特徴を持つ。


 環境を重んじる宗教を信仰する異星人で、人(ウォルラ人)はその与えられた環境で生きるべしという教義を持つ。

 そのため地球人がアンドロイドやナノマシン、テラフォーミングなどで殖民星などの環境を作り変えているのを環境破壊とみなし、地球連邦(星系連合)と戦争している。


 あるいは過去にウォルラ人はAIに滅ぼされかけた過去があり、AIなどの技術を教義で禁止している。そのため地球人などと対立している。


 つまり、生存のため、主人公たちがやっていることを悪と断じているのである。



○物語構成


 三章構成


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(一章)

 

 地球を出発し殖民星へと向かっていた移民船ノア三一四が異星人ウォルラ人の船に襲撃され、別の惑星へと墜落しました。

 生き残ったのは十八歳の少女二人と船の人工知能アンだけ。

 アンは生き残った少女、サーティとチヒロの二人に状況を説明し、これから生きていくためにすることを説明します。

 少女達は生き抜くために、アンに従うしか無いのでした。

 とりあえずアンは、脱出するにせよ、ここで生きていくにせよ、これからのためにまずは衛星を打ち上げないといけない。そのためには工場やそれに付随する都市などを作らなければいけないと、二人に言いました。

 アンはひとまずの目的を達成するため、少女達を守るために、船の残骸の中にあったアンドロイドやドローン、自動工場装置などをフル回転させ、資源や物資などを採掘・開発し、食料などを造って自動都市を造っていきます。

 しかしそう簡単にはうまく行かないもの。

 その夜、原住生物に襲撃されたのです。

 サーティはパワードスーツを着てアンやゴーレム達とともに原住生物を迎撃し、これを撃退しました。

 次の朝、チヒロが目覚め、仮設住宅から外に出ると、小さいながらも自動都市が出来上がっていました。

 チヒロは先に目覚めて外にいたサーティと会話を交わします。

 彼女はその中でこう漏らします。

「私、地球を、家を出たかった。でも、こうして出てみると、なんだか寂しい。……帰りたい、かも」

 と。

 すると、サーティがこんなことを言ってきました。

「君、この星で一人ぼっちになって寂しいのかな? なら、アタシが好きになってあげよっか?」

 突然そんなことを言われて、チヒロは冗談かと戸惑いますが、サーティはどうも本気のようで……。

 チヒロははいともいいえとも答えず、「そ、それはともかく、これから宜しくお願いいたします。サーティさん」とだけ応えるのでした。

 ちょっと危ない星で、母親みたいなAIと、変わった女の子と、おかしな世界開拓生活。

 これからどういう生活になるのだろう。私、地球に帰れるのかな。と期待と不安が入り交じるチヒロなのでした。


(42×34で約40枚)


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(二章)


 この惑星から脱出するため、あるいは、この惑星で生存するために開拓を始めたアンやサーティとチヒロ、それにゴーレム達でしたが、次々と困難が襲いかかります。

 例えばものが作れないとか、工場や自動都市のトラブルとか、気象災害とか、はては隕石が落ちてくるなどなど……。

 それをアン達は資源の入手や、都市や工場の拡張、施設などの新設や増設、新アイテムの製造、ひねり出したアイディアなどで乗り越えていきます。

 毎朝サーティはパワードスーツを着てゴーレムやドローンなどとともに見回りやパトロールをし、

 チヒロはゴーレムちゃん達に軍事教練などを受けて、自衛や都市の運営などができるようになるため訓練や教育を受け、

 アンは都市や工場の管理や拡張、開拓地などの開拓や調査、鉱山や油田などの探索や掘削などを行うのでした。

 その中でアンとサーティとチヒロの関係が深まっていく……、というか、アンとサーティとチヒロの百合三角関係が勃発しかけます。

 チヒロと仲良くなりたいサーティ、サーティがちょっとうっとおしくも頼らざるを得ないチヒロ、そんな二人を教育したり命令・協力したりしつつ、ウォルラ人への復讐を企むアン……。

 そうやって惑星での穏やかな日常は過ぎていましたが……。その日常は、突然破られました。

 原住生物の中の甲虫型生命体が、大群で街に襲いかかってきたのです!



(42×34で約40枚)


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(三章)


 アン達が行っている開拓が迷惑だとでも言うのでしょうか。甲虫型生命体は群れをなし、アン達の自動都市や工場群へと襲来してきました。

 しかしこちらも戦闘用ゴーレムやドローン、搭乗型ロボットなどを開発しており、迎撃体制を整えます。

 そして、戦端が開かれました。

 戦いは熾烈で、味方のゴーレム達は傷つき、倒れていきます。

 敵の甲虫型生命体の中には、見たことのない種もいて、サーティ達は大苦戦を強いられます。

 そしてついに、大型甲虫型生命体が街に迫ったその時です!

 化学工場から飛び出した、ドローンがカプセルを投下しました。するとどうでしょう! 甲虫型生命体達が次々ともがき苦しんで倒れていきます!

 アンは化学工場で対甲虫型生命体用の毒を生産し、それを実戦投入し、甲虫型生命体達を倒したのです。

 激戦の末、甲虫型生命体の多くは倒され、生き残りは撤退していきました。

 サーティ達は一息つき、ヘルメットを脱ぐと、笑い合うのでした。

 アンは甲虫型生命体の死骸を研究所に運び込み、分析調査します。

 するとあることがわかりました。甲虫型生命体はある種の生体型ロボットであり、新型の甲虫型は生物的な自己進化ではなく、機械的な進化によるもので誕生したものだと……。

 謎は深まるばかりでしたが、このデータをもとに、新たな対応策を練ることにするのでした。

 数日後。ロケット打ち上げ場にロケットが運び出されました。

 アンやサーティ達が見ている前でロケットは打ち上げられ、無事衛星軌道上に乗りました。衛星に載ったゴーレムちゃんのAIが、嬉しそうに報告してきます。

 チヒロは言います。「私、この星に居続けてもいいような気がしてきた」

 サーティは笑って「じゃ、アタシもそうしよっかなー」と返すと、

 チヒロは「なら、世界の半分は貴女にあげるわ、サーティさん」とさらに返し、二人は笑い合うのでした。

 アンはそんな二人を見て、貴女達にはこれからも働いてもらうわよ。私の復讐のために……。と薄暗い炎を心のうちに灯すのでした。


(42×34で約40枚)


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