第二期:第15話【親睦会改め、飛駆のハーレム会⑤】
「どうも、俺こと、雛 飛駆です。旅行しに来たのに、急にキャンプをしだすし、俺の平穏な一時に3人同時に侵入してくるし、桜の両親は何を思っているのか知らないが、大切な一人娘を俺みたいな男子と同じテントで寝させています。それに、なぜテントを一つしか用意していなかったのでしょうか?チラッと、倉庫を見たのですが、一人用のテントが何個かありました。なぜそれを持ってきてくれなかったのでしょうか?あと、お風呂を上がってテントに戻る時、桜の両親からグッドポーズをされました。色々あって疲れたのですぐ寝れそうです」
〜夜テント〜
(結構広めのテントで良かった...流石に4人で寝るのにちっさいテントだったら窮屈だからな...それにしても...)
「お前ら...こんなに広いんだからもう少しあっち行ってくれないか?」
「いやぁ〜ひー君が寒いと思ってねぇ〜温めてあげようと」
「いらん」
「私は兄妹なので、隣で一緒に寝てもいいと思いまして」
「ダメだ」
「私は幼馴染だから隣で一緒に寝てもいいと思って」
「それ幼馴染関係ないだろ!」
「俺が狭くて寝れん。少し離れてくれ」
「しょうがないなぁー...はい、少し離したよ」
「お前少しって、1cmも動かしてないだろ」
「でも、動かしたじゃん」
「10cmは離れろ」
「飛駆のケチー!ケチンボー!」
「ケチじゃない!健全男子として、当たり前のことを言ったまでだ!ってかはよ寝ろ!俺は眠いんだ!おやすみ!」
俺はそう言いながら深い眠りについた...
(ガサッ...ガサガサ...ガサガサガサ...)
「ん...ん?」
俺はガサガサという音に起こされた
「あ...お...ちゃ...た?」
(誰かの声が聞こえる...でも眠...ってなんか体が重いな...)
「だ、誰だ...」
「私だよ」
「ちょっ!おま!何してるんだよ!桜!」
俺の上に馬乗りで乗っていたのは桜だった
「ちょっと!シー!二人共起きちゃうでしょ!」
「わ、悪い...じゃなくて!なんで俺の上に座ってんだよ!降りてくれ」
「いや、ちょっとね...今から二人で♡い♡い♡こ♡と♡しようと思って///」
「悪い、まだ夢の中だったわ。おやすみ」
「ちょ、ちょちょちょーと待ちなさいよ!私だってこんなこと恥ずかしいんだから!」
「恥ずかしいならしなければいいだけだろ。おやすみ」
「そ、それはそうだけど...夫婦になったら...そんなことも...するじゃん...?」
「俺は桜と夫婦になる気はないぞ?あと、お前アイドルだろ?恋愛禁止何じゃないのか?」
「うちの事務所からは恋愛禁止とは言われてないよ〜」
「そうか...なら安心だな...じゃなくて、ほら、まだ夜中だぞ。早く寝ろよ」
「ふっふ〜ん?私とい・い・こ・と...本当はしたいんでしょ?」
「ば、バカ言え!そ、そんなわけないだろ!俺は健全な男子高校生だ!」
「私の...胸...緋茉莉ちゃんくらいあると思うけどなぁ〜?」
「なんでそこで緋茉莉が出てくるんだよ」
「えぇー?だって昔っからお胸の大きい子好きだったでしょー?」
「それは全日本男子みんなそうだろ、一部を除いて」
「じゃぁ...触る?」
「触らん」
「このまま既成事実作っちゃおうかな〜?」
「桜、お前そんな積極的な子じゃないだろ。無理してないか?」
「だ、大丈夫だよ。む、無理なんてしてない」
「手、震えてるぞ?」
「こ、これは寒いから震えてるの」
「まぁ、俺はお前の胸は触らないし、眠いからお前も早く寝ることだな。じゃぁおやすみ...」
「ねー!それ酷いよ!ひーちゃん!ねぇってばぁ!ねぇ!ほんとに寝たの?寝ちゃったのぉー!!??」
飛駆に既成事実を作ろうとしてくる女の子が増えただけであった...
その後、緋茉莉も柚葉も同じことをしてきたので、しっかり説教したらしい...
続く→
後書き
今多分高校の入試中です
投稿予約してたのでいつも通りの時間です。
それでは...
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