第99話 あしたのために。(何も終わっちゃいないぜ、おっつぁんよ……)
📕2023.02.08朝時点のレポート:
🌎https://kakuyomu.jp/users/hyper_space_lab/news/16817330652945291428
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📕「カクヨムコン8」時空研日報🖋――2023.02.:
🌎https://kakuyomu.jp/users/hyper_space_lab/news/16817330652943272548
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「カクヨムコン8読者選考期間」が終了した。
これが事実で、それ以上でも以下でもない。
水を差すつもりは無いのだが、と言ってざばんと水を掛けるのだが、「『カクヨムコン8』が終わったー」とか、「お疲れー」、「楽しかったー」とおっしゃる方が多い。
見掛ける方のほとんどがそうな気がする。
個人的には冒頭の一文に尽きる。「カクヨムコン8」は終わっていないし、連載作品の更新ペースを変えるつもりもない。
「Business as usual」である。
日々発表される「カクヨムコン8週間ランキング」に一喜一憂しなくて良いという気楽さはある。
だが、それだけのことである。頭のどこかに、自作が読者選考を通過できるだろうかという不安は常にある。
コンテストに応募した以上はそういうものでしょう。
だから、自分だけは言っておこう。
全然、終わっていないよ。ジョン・J・ランボーは言った。
「Nothing is over!」
自分のための備忘録として、ここまでの戦いの反省をしておこう。
あしたのために。そして、次回「カクヨムコン9」のために。
◆◆◆
🖋エントリー作品:
先ずこれが反省の種である。
「カクヨムコン8」にターゲットを合わせて作品を作ったのではなく、ほぼ出来合いの作品でチャレンジしてしまった。
📕長編部門:
・「飯屋のせがれ、魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」
異世界ファンタジー
https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346
・「鉄と草の血脈――天神編」
エンタメ総合
https://kakuyomu.jp/works/16817139554765887336
📕短編部門:
・「大事なうちの子」
現代ドラマ・ホラー
https://kakuyomu.jp/works/16817139557428701467
・「進路相談――僕、泥棒になります。」
エンタメ総合
https://kakuyomu.jp/works/16817330648110343621
他多数。💧
唯一「カクヨムコン8」用に準備構想し、書き下ろしたのがこの作品のみであった。
📕長編部門:
・「サイボーグ召喚――時空を超えた戦士」
エンタメ総合
https://kakuyomu.jp/works/16817330650717567440
読者選考を戦う上で、何が問題だったか?
💥以前からの連載作品は旬が過ぎており、爆発力が出ない。
新鮮味がないから、埋もれてしまう。既に読む人は読んでいるので「フォロー」や「★」が新たにつきにくい。
特に、短編の完結済作品は難しい。
もっとも短編については最初からランキングで評価されるとは思っていなかった。編集部に読んでもらうことだけに賭けてエントリーしているので、積極的な宣伝策も取らなかった。
🖋公開開始時期:
唯一の書下ろし作「サイボーグ召喚――時空を超えた戦士」は、12/1の募集開始と同時に公開するつもりで書き進めていたのだが、11月中の書きだめが思うようにいかなかった。
そのまま公開すると途中で失速する恐れがあり、ある程度ストックができるまで公開をためらってしまった。
結局公開開始が12/16というタイミングになってしまった。
トップランカーの新作であればどのタイミングで出そうと注目を集められるだろうが、無名の時空研では困難だった。スタートダッシュを切った12/1公開組の波に埋もれ、まったく人目を集めることができなかった。
しっかり応募期間中に10万字を超えたところで完結させたのは良かったと思うが、公開開始時期、更新ペースについてもっとしっかり計画を立てて臨むべきであった。
🖋宣伝活動:
これは正直に言って貪欲さが足りなかった。スタート時点でランキング表の1枚目に載ることがこれほど大きな意味を持つとは想像していなかった。
当たり前のことだがランキング表1ページ目に掲載されれば、読者の目に触れやすい。またトップページの作品リストに載る確率も大幅に高くなる。
検索によるヒットでもランキング順で表示されることが多い。
1月に入ってから焦り出してTwitterで創作アカウントをフォローし、相互リツイートを通じた作品宣伝の露出拡大をしたり、近況ノートでの告知を入れたりと努力を繰り広げたが、「後の祭り」感を否めない。
遅きに失したねえ。
「Too little, too late.」
そういうことでございました。
🖋唯一の成果:
読者選考最終日の悪あがきである。
せめて有終の美を飾らんと、「飯屋」の宣伝を臆面なく行った。祭りの最後だ。遠慮はなしだ。
成果はあった。2/7朝のコンテスト週間ランキングは異世界ファンタジー191位だったが、2/8朝では116位まで上昇してゴールを迎えた。
お願いに応えて「★」を降らせてくださった読者の皆さんに厚くお礼を申し上げます。前日から58個★が増えた。
🌎https://kakuyomu.jp/users/hyper_space_lab/news/16817330652944885580
🖋そして正規の発明「更新通知チート」:
マッド・サイエンティスト時空研は、禁断の魔術である「更新通知チート」を開発中である。
「更新通知チート」とは何か?
一言で言えばこうだ。
「最新作を読んでいない読者(第1話は読んでいる)に対して、最新話公開の通知を発信する」
そういう革命的な技である。
◆解説しよう。
通常作品は第1話が一番多く読まれる。すなわちPV数が最大である。
第2話となると、第1話PVの50%から80%に継続率は落ちる。その後も話数を重ねるごとに読者は減り続ける。
それが「宇宙の法則」である。
一方「カクヨム公式」からの「更新通知」(=「最新話を公開……」という「🔔に赤丸」で届く奴)は、「最新話まで読んだ読者に対して」発信される仕組みになっている。(「作品フォロー」をしている読者の場合)
#1 既読
#2 既読
←#3 を公開
上の状態であれば#2まで既読にした読者に「更新通知」が届く。
しかし、一方で下記の状態では「更新通知」は届かない。
#1 既読
#2 未読
← #3を公開
公開100話の内#99まで読み進めていようと、最新の#100を読んでいない読者には#101の「更新通知」は届かないのだ。
これは作者にとっても熱心な読者にとっても残念な仕様である。
「飯屋」のように毎日更新している作品は、1日読むのを休むと「更新通知」が届かなくなるのだ。
それでも「マイページ」でフォロー作品の更新状況は確認できるので、それを頼りに読みに行ったり、プロフィールの設定メニューで「メール通知」をオンにすることで、毎朝最新話更新の状況を知ることはできる。
そうすればよいと知っていれば、であるが。
◆「更新通知チート」は違うのですよ:
最新話を読んでいる必要はない。第1話さえ読んでくれていれば、「更新通知」を飛ばすことができるのですよ。
「飯屋」の場合4300人以上のフォロワーがいる。この人達は当然第1話を読んでいる。
しかし、毎日最新話を読んでいるのは600人程度だ。
よってもって、「通常の更新通知は600人にしか飛ばない」のに対して「チートな更新通知なら4300人に飛ぶ」ことになる。7倍以上の効果ですよ、お客さん。
これを2/7にやった。
やってやったぜ、おっつぁんよ。へへ。
その結果がゴール寸前の猛ダッシュである。PVも2/6の4507PVから2/7は5321PVに増加した。18%の増加である。
いま、これを書いている2/8の14:03時点で当日のPVが3500PVを超えている。今日の分の更新はまだしていないにもかかわらずだ。
17:45の更新後2000から3000伸びる可能性があるので、今日のPVは6000を超え、ことによると7000に届く可能性もある。
結果は語る。おそらく「更新通知チート」は実在する。
実験🧪💥は終盤に近付いている。近い将来、「確実に機能するテクニック」として「更新通知チート」を発表報告する日が来ると、時空研は信じている。
何時間このチート開発にぶち込んだかわからないが……。
もっと早く開発できていれば、「カクヨムコン8」を楽に戦えたかもしれないのによ。
おっつぁん、オレってやつははつくづく不器用にできてるようだぜ……。
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