第98話 「ネタ」の絞り出し方。寝て考えるべし!

 📕2023.02.05朝時点のレポート:


 🌎


 ◆◆◆


 📕「カクヨムコン8」時空研日報🖋――2023.02.05:


 🌎


 ◆◆◆


 いよいよ煮詰まってまいりましたね、「カクヨムコン8」読者選考。

 どうなることやら、楽しみですねぇ。


 個人的には「🔨お仕事コン」の発表が「2月頃」というスケジュールなので、月末までにはそちらの発表があるのではと2重にどきどきを抱えております。💖


 はてさて、どうなる?


 かなりの確率で「どちらもダメ」という結末がありうるので、衝撃が大きくなる可能性がある。瞑想法を勉強しなくては、ヒーヒー、フー!


 さて、今回のテーマはどうやって物語の「ネタ」を絞り出すかというお話である。


 こんなものは人それぞれ! そう言ってしまうとそこで終わりなのだが、「こんなやり方もあるよ」というサンプルとして時空研の場合をご紹介したいと思う。


 結論から言うと、「深く考えるんだけど、深刻に考えるな!」と言う言葉に尽きる。


 英語で言うと、「Don't think. Sleeeeeeeep!」である。

 早速行ってみよう。


 🖋自分の脳を信じよ:


 心理学者や哲学の大先生に言わせれば、人には「意識」と「無意識」があるのだという。「潜在意識」とかね。


 難しいことはわからないが、要するに自分で「ああしよう」、「こうしよう」と考えている(と思っている)以上に、実は脳はいろんな情報を処理しているということのようだ。


 それでなくても、ああだこうだとろくでもないことを考えてしまうのが人間というものだ。それに加えて「無意識」なんて物があった日には、脳みそはてんてこ舞いだろう。


 凄まじい勢いで情報処理を行っているはずだ。そりゃ禿げるって。


 何が言いたいかと言うと、たとえば「雷魔法」を「電気技術」になぞらえたいなと思い付いたら、はっきり言葉にするしないに関わらず脳はそれについて猛烈に考え始めているということである。


 基本的な情報は既に持っている。


「電流って電子の移動だよね」とか、「交流と直流があるよね」とか、「導電体と絶縁体があるな」とか、電気、電流に関する雑多な知識が脳内には蓄積されているはずだ。


 その知識がぶわーっと、ずわーっと検索され始める。


 一方で脳みその持ち主は、「どんな風になぞらえたら良いかなあ?」、「文明が遅れている世界の主人公は電流なんて知らないんだけど」とか、悩み始める。


 たいていの場合、「どうもうまくイベントに展開できない」、「辻褄が合わない」、「面白くない」などと負の要因に躓くことになる。


 考えている当人は、「迷路に入り込んだ人」なので視野がものすごく狭い。まっすぐ前の壁しか見えていない。


 ところが脳は違う。最初にすべての情報を持っている。神の視点に立っている。

 迷路を上から見られるのだ。


 だから、ある程度考えて答えがない時にするべきことは、「一旦休むこと」だ。


 寝てしまえば良い。


 脳が「問題を抱えている」と認識するほど深く考えた後ならば、寝ている間に脳が答えを求めて自由に活動する。脳は自重しない。脳に社会通念とか、道徳とか、そんなものはないからだ。


「夢」のことを考えたらわかる。


 あんな内容のことを現実社会でやったら、一発で社会生命が終わる。

 それくらいの夢を見る。(あれ、自分だけですか?)


 脳は本質的に自由な存在だ。


 起きている間だけ、「常識」という奴が脳の邪魔をする。

 天才とは「起きているのに常識を捨てられる奴」の中にいる。


 天才と一緒に社会的不適合者が上記の定義に当てはまってしまうので、危ない。

 常識を捨てられる奴が天才なのではない。その中に天才も(ごく少数)いるということである。


 だがしかし、繰り返す。

 眠っている間だけは、誰でもが天才なのだ。


 なので、「問題を抱えて眠るべし」。答えは目覚めと共にあり。


 無意識に解決を任せると、「勝手に伏線を張って、回収してくれる」というメリットもある。


 なぜなら脳は「神の視点」を持っているからだ。すべての情報を握っているからだ。


 一見関係のない、これとあれが、将来結びついてすごいことになる。

 そんなことは無意識に任せれば自家薬籠中の出来事である。


 🖋「無意識」に出動してもらうためのテクニック:


 無意識なので「これやって」とお願いしても、素直に動いてくれない。


 なので、無意識が働きたくなるお膳立てが必要である。


 個人的に効果があると思うのは、「登場人物に問題を語らせること」である。

 自分1人で考えているわけじゃないんだよ? こいつがこんなことを言ってるんだよ?


 そういう「外部事情」を嘘でも拵えてやる。


 そうすると、「それならこうなるんじゃないか?」、「いやいや、こっちでしょ」とか、脳が考え出す。無意識が登場人物の立場に立つ。


 すると、主人公が解決策をしゃべり出したりするのだ。いや、本当に。

 嘘だと思ったら、一度お試しあれ。


 信じるか信じないかは、あなた次第です。どーん。


 ◆◆◆


 今日の結論は、「脳ってすごいんだよ」っていうお話と。

「あなたは1人じゃないよ。だって脳が一緒だもん」っていうお話でございました。


 悩んだら寝るに限る。だって答えが出ないから悩むんだもん。

 だったら寝ててもおんなじじゃん。


「下手の考え休むに似たり」


 いや、休むに勝る考えなし! Don't think. Sleeeeeeep! 😪💤

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る