第76話 「カクヨムコン8」でまた新しいキャンペーンが。考えるよね。

 ◆2023.01.13朝時点のレポート:


 https://kakuyomu.jp/users/hyper_space_lab/news/16817330651854091802


 ◆◆◆


 ◆「カクヨムコン8」時空研日報――2023.01.13


 https://kakuyomu.jp/users/hyper_space_lab/news/16817330651852164717


 ◆◆◆


 今日も今日とて、世のため人のためにならないことを考えよう。人のためになることはどこかの聖人君子にゆだねるのだ。


 小人は閑居して無為を為す。ぷーさんはお友達。


「カクヨムコン8」は読者選考期間の折り返し地点を回った。ほっとできるわけもないのであるが、復路の景色は往路とはまた違って見える物である。


 さて、運営さんがまた新しいキャンペーンを仕掛けてきた。お正月から忙しいことだ。


 仕掛けて来られたらいじらざるを得ないではないか。いや、むしろいじられることを待っている節すらある。


 ある~。それ、ある~。


 ◆「『カクヨムWeb小説短編賞2022』短編マイスターキャンペーン」


 https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon8_short_Meistercp


【かっこいいバナー】https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kadokawa-toko/20230113/20230113113736.jpg


「面白い短編小説は、イケメン&イケ女が書いている」というよからぬ偏見を世に広めそうなイカしたイラストでけしからぬ。


 ◆応募条件:


「カクヨムWeb小説短編賞2022」に


 ・2作品以上エントリー:30名にAmazonギフトカード1000円分

 ・5作品以上エントリー:10名にAmazonギフト券5000円分


 ということだそうな。(応募締め切りは短編賞〆切と同じ1/31)


 当然「これから応募する人」を増やそうという作戦と考える。


 なぜなら――


 ・既に2作品/5作品以上応募してしまっている(ウチみたいな)人は、何もしなくても抽選の対象になる。

 ・上記の人は、登録作品をこれから追加したところで当選確率が増えることは無い(と読み取れる)。


 抽選対象は「人」であって、「作品」ではないのでそういうことになるだろう。


 では、どうして「これから応募する人」を増やしたいのか?


 ◆時空研は邪推する。なぜなら心がやましいから。


 これはあれじゃない? 「なろう対策」じゃないですか?


 聞くところによればですよ。「なろう国」では短編の扱いが良いのだそうな。政府の保護があって、国民もどかんと短編に飛びつく。そこでヒット作家にのし上がって、その勢いで長編も――という現象が起きるのだそうな。


 それはもう、「なめりかん・どりーむ」なわけですよ。


 振り返って、わが「カクヨム国」はどうか?


 短編作家には非常に、繰り返す、非常に住みにくい。(個人の感想です)

 PV増えない。★付かない。フォローなんて付きゃしない。以上。


 そうするとどうなる。こうなる。


 水は高きから低きに流れる。(有望な)短編作家がみんな「なろう国」に移住する。

 そして「なろう国」はますます反映し、みんな豊かに楽しく暮らしましたとさ。めでたしめでたし……。🏰🎆✨


 では困るわけだ、「カクヨム国」政府としては。


 新年早々会議が開かれたと想像、いや妄想してみたまえ。


 ◆◆◆


 偉い人:「どうもウチの新作に元気がないね。旧作の二番煎じ、三番煎じのような作品ばっかりじゃないか?」


 中間の人:「ごもっともです。これは作家の質が全体に落ちているのではないかと」


 偉い人:「それでは困るよ。新しいサイトも誕生している。作家の質はサイトの基本だろう」


 中間の人:「まったくその通りだと考えておりました」


 偉い人:「あっちのサイトはどうなってるの?」


 中間の人:「え? あっちと申しますと?」


 偉い人:「あっちと言えばあっちでしょう。『なめろう』とか『すしろう』とかいう、アレですよ!」


 中間の人:「ああ、アレですか。さあどうでしょうか? ウチと似たようなものではないかと……」


 下の人:「あっちでは短編作家が活気づいてサイト全体が盛り上がっているようですよ」


 偉い人:「なんだね、それは? 私は聞いてないよ、そんなこと! ウチも短編を育てたらよいだろう?」


 中間の人:「さすがです! 目の付け所が斬新ですね。それで、何をやりましょう?」


 偉い人:「それを考えるのがキミたちの仕事でしょう! 何かアイデアはないのかね?」


 中間の人:「キミ! 何かないか?」


 下の人:「えーと、今カクヨムコン8の応募期間中なんで、そこで短編にテコ入れしたらどうでしょう?」


 偉い人:「おお、良いじゃないか。それはタイムリーだ。どうテコ入れするね?」


 中間の人:「わたしもそう考えていたところです。どうかね、キミ?」


 下の人:「えーと、金券でも配るのが手っ取り早いんじゃないかと。みんなやってるし」


 偉い人:「何だ。金で済む話かね。ウチはKADOKAWAだぞ? 『KAneドカンDOKAnとある、わっはっはWAhhahha!』の略ではないかと言われた会社だぞ? Mリーグに使ってる予算からちょこっと分捕って来なさい!」


 中間の人:「ははぁーっ! (作家を釣るには8万円くらい撒いときゃ十分だろう。予算は20万にしといて、余った金で新年会やろうっと)」


 ◆◆◆


 てなことが、🎵起こってるんじゃないのー。


 そういうことだろ。ジャン🎵

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