第35話 ちょっと真面目なノウハウ集(?)。継続率とかSNS利用法とか。

 ◆2022.11.25朝時点のレポート:


 https://kakuyomu.jp/users/hyper_space_lab/news/16817330649990769697


 ◆◆◆


 書くネタができたら更新しようと思っている当作品(創作論)。よく考えたら書くネタがありました。


 昨日、執筆に疲れてよそ様の創作論にお邪魔しておりました。


 ◆「シンプルなカクヨムの考え方 〜PV? レビュー? 欲しかったらまず読め〜」

 作者:みちのあかり

 https://kakuyomu.jp/works/16817139557491317580


 熱のこもったエッセイで、読者さんの質問に直球で答えられていたりする。

「調べればわかること」とぶつぶつ言いながらも、貴重な時間を費やしてデータを取り、「こういうことになっていますよ」と回答する真摯な姿勢に頭が下がった。


 で、「コミュニケーションて素敵やん」というモードにスイッチが入ってしまった。


 みちのあかりさんの創作論では一部の質問への回答が、「人それぞれ」というまとめになっているテーマがあった。余計なおせっかいだが、外野から自分が考える回答を「応援コメント」の形で投稿することにした。


 書いてから気が付いた。


「自分ところの創作論に書けや!」


 なので、書かせていただく。


 ◆第1話から第2話への「継続率」はどれくらいあれば良いか?


 一応定義は「第2話のPV数 ÷ 第1話のPV数 × 100%」とする。

 多ければ多い程良いよね? それだけ「一見さん」が定着してくれるということで。


 ヒット作への道は、①まず読んでもらうこと、②読み続けてもらうこと。

 以上なわけで。


 みちのあかりさんの答えはここで「心配すべきは、安定期に入った後で大量の離脱があった場合」というものであった。


 それもそうだと思うが、時空研はもう少し意地汚い。

 できるだけたくさんの「一見さん」に読者として居残ってもらいたい。


 なので、あがく。あがいている。


 当方が基準にしている見方はこうだ。80%以上あれば立派である。ヒット作にするためには60%以上はほしい。


 根拠は、トップランカーの実績だ。トップ10の「小説概要>小説情報」に飛び、「アクセス数>」という項目(左下)をクリックしてみてほしい。累計PV数とエピソード別PV数が表示される。


 他人の作品なのに。


 ~~~~~~~~~~

 ここで、根拠データを提示する。

 これは過去(2022年10月)に当時の週間総合ランキング上位10作品のデータを取ったものである。時空研いうところのVIT(いわゆる「継続率」)を示す。


 #1: 85.39%

 #2: 121.25%

 #3: 105.25%

 #4: 96.46%

 #5: 92.32%

 #6: 87.13%

 #7: 61.40%

 #8: 89.23%

 #9: 90.25%

 #10: 86.70%


 ねっ? こうみると、60%ほしくなるでしょ?

 ~~~~~~~~~~


 ガラス張りかよ。と、最初は思ったが、ありがたく観測させてもらった。


 継続率が100%を超えた「化け物」も中には存在する。どうしたらそんなことが起こるのか、庶民である時空研には想像できない。


 そして、ぶっちゃけよう。時空研一子相伝の秘術「カクヨムSTATS」の一角、VITという指標はこの「継続率」のことである。


 ヒット作にするためには導入が大切よという指標だ。


 ここでがっちり読者を掴んでいれば、先行き多少のことでは揺らがない状況が作れる。作品を強化する「時間が持てる」。だからVITは大切である。


 仮にVITが30%を下回るような状況が続くのであれば、その作品は見切るべきだろう。将来性がない。(ヒットを狙うなら、であるが)


 ◆SNSをどう利用したらよいか?


 みちのあかりさんは最近twitterを利用し始めたということで、昨日時点では「こう使う」という回答はされていなかった。


 時空研では一応宣伝に利用している。これが良いという使い方かどうかはわからないが。


 宣伝対象は:①新エピソードの更新、②近況ノートの更新、③レビューコメントの拡散、④作品の一般的告知などである。


 ①は公開予約で設定した時間に合わせて、tweetも予約設定している。注意喚起みたいなものですな。


 ②は毎朝3本投稿している近況ノートを告知している。ちなみに3本の内訳は、「グッドモーニング・カクヨム!」(これは朝送られてくるランキング通知の結果報告がメインで、代表作の前日成果を載せている)、「昨日の飯屋」(これはサポーター限定ノートで、代表作「飯屋のせがれ~」のパフォーマンスについてカクヨムSTATSの変動を中心に報告している。あと今後の予定とか)、「今日のAI」(これはもうひとつの代表作「うちのAI~」のパフォーマンスを報告している)である。


 宣伝の役に立っているかどうかはわからないが、継続は力なり。データを蓄積する行為の傍ら、まとめをノートとして発信している。


 ③は、作品にレビューコメントを付けて頂いた時に、「小鳥のマーク」をクリックしている。酷いレビューでなければ。


 なぜネガティブなコメントをレビューに残す人がいるのだろう。メンタルが理解できない。ラーメン屋で食事後に唾はいて帰るみたいな……。


 良いレビューは多大な集客効果がある。そう信じている。カクヨムのトップページを飾ってくれるし。


 ④は「ちんどん作戦(R)」である。こういう作品を連載してますよー、とネット上でがなる。ご迷惑をかけてすみません。m(__)m


 これらを投稿していると、リツイートして下さる奇特な方が現れる。たいていは「なろう」やカクヨムの作者さんで、「投稿垢」とか「宣伝垢」というもので活動されている。


 で、相互フォローとか相互リツイートをしていると、あるところから指数級数的に露出が増える。増えると思う。


 Google Analyticsのデータを見ると、twitterからの導線と、Googleそのものからの導線が太くなってきた。原因がはっきりしないのがもどかしいのだが、twitterかBloggerへの投稿による誘引ではないかと思っている。


 アクセス全体の数パーセントにすぎないが、数パーセントでも増えるならありがたい。明日から給料を5%増やしてやると言われたら、上司の靴でも舐める!


 そうゆーこと。


 ◆最後に、「ストックを持つにはどうしたら良いか?」


 答えはめちゃくちゃ簡単で、「計画的に書けばよい」。


「計画的」とは、「投稿スピードを上回るようなペースを執筆目標に設定し、毎日結果を管理する」ということである。


 例を上げよう、火木土の週3回投稿する人がいたとしよう。ならば、週4話以上書けばストックは必ず増える。


 当たり前だ。


 そう。当たり前のことをやるのが科学という物だ。


 1話が3,000文字だとしよう。


 週4話なら12,000文字だ。これを7日で割れば、1日当たり1,714文字だ。

 それだけ書くことを日々の目標にする。


 書けなかったら? 気にしない。別にプロじゃないから。


 1,800文字以上書けたら? 自分をほめよう。偉い、偉い。


 たったそれだけで、あら不思議。ストックは絶対に増える。

 人間とはそういう風にできている。


 最後に目標達成の極意を授けよう!


 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

 目標を管理可能な単位まで細分化せよ!

 それができたら80%目標を達成したに等しい。

 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△


 いかがでしょうか?

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