守の毎日

第16話

「なら手首は別に嫌じゃない？」

「嫌だよこんなの！なんなの？」

「こうしたら、守が抵抗できません！」

守を押し倒す。

「スーツのズボン失礼！」

「え！おい！こら！」

ベルトはずしちゃお〜高級スーツ脱がしちゃおー

「なに考えてんだよ！この手首のどうすんの！」

「そのまま。スウェット履かせます」

「…え？なんで？」

ほほう、そのままやられるとお考えなの？

「これ似合うじゃない？だから」

「は？なんで…嫌なんですけど」

「これから嫌じゃなくなります。これを愛でます」

「ばっ！手、手首！はずせよ」

「やだ」

「…あ、…こら、な、舐めんなバカ！」

「キスしてるだけだよ？」

「うそだ！っあ！」

「いいねぇ、守」

「手、痛いってば！」

「あ。取ってあげる。もう我慢しないでいいんだよ？なにもかも開放しなさい？」

「うるさい…」

「じゃ、もうやめる」

「…は？…なにそれ」

「うそだよ〜ごめんねー続けます」

スウェット越しでもどかしい？困ってる？

「あっ！…だめだって…」

このままいかせてあげるよ。かわいい守の息子よ…

「…あっ…もう…バカじゃないの…

汚れたじゃん…」

「最高にいい。私のよだれ多めですが」

「最低！バカ！変態！」

なにを怒ってんだよ〜

なに言われても全然ききめないよ？あんなにいい顔してたんだもんねー？ふふふ。