私が好きなのはその子じゃない
真夜中です、こんばんみ。
職場の推しメンとは相変わらず緊張してあまり話せません。夜な夜な、「年下男子と仲良くなる方法」などを検索して寝不足になってます。
「目が合ったら笑顔を向けましょう」なんて書いてありました。無理です。こないだ笑顔で挨拶できたのは奇跡です。今日なんて度の合ってないメガネをかけていたので、しかめっ面で彼を眺めてました。何度か目が合いましたが向こうはどう思ってるのでしょう。目が合うのはきっとお局BBAが「ながくらさん、あんたのこといつも見てるよ」とおしえてたからでしょうか。
厄介なのは推しメンと仲の良い男子がいるのですが(B君と呼びます)その子が私のことを好きらしいです。前にも書いた優しくて話しやすいけど全然私がときめいてこない子です。
たまに推しメンがB君にアドバイスしてる声が聞こえます。「ながくらさんはパンダが好きだからパンダの話するといいよ」とか。知ってるなら彼から話してほしいのに。私がパンダを好きなのを知っていたのは嬉しかったですが。
私はB君とよく話すけどそれは何とも思ってないからいろいろ話せるわけです。本当は推しメンと話したいのに。
推しメンは前髪が伸びてきました。鬼太郎みたいになっててイケメンが台無しです。「前髪切らないの? かっこいいのにもったいないよ」って言いたいです。「一番かっこいいよ」とか言いたいです。好きなのにうまくいかなくて十年ぶり位に舌打ちしました。
(・д・)チッ
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