さゆきさんの気持ち(エッセイ)

ながくらさゆき

「暗い」が地雷だった

お疲れ様です。ながくらさゆきです。

新しくエッセイ書き始めました。

なるべく明るい話題にしたいのですが、ちょっと無理そうです。私がネガティブなことを書くとコメント欄もネガティブ祭りになりますが、まあ……覚悟します(^o^;)


皆さんにとって言われたくない言葉ってありますかねぇ。私は最近は言われることはほとんど無くなりましたが「暗い」です。

小中学生の頃に「暗い」とよく言われてました。暗い人といえば、ながくらさん。

他にも大人しい子は何人もいたんですけどね。私ばっかり言われました。そんなに陰気なムードを放っていたのでしょうか。きっと変に存在感があったんでしょうね。

以前の職場でも私のことをよく知らない他の部署の人に「無口そうな人」と噂されていました。


小学校高学年〜中学生の時は好きな漫画のキャラが無口で無表情だったので、私も「慌てず騒がす冷静に」をモットーにクールキャラを演じていました。ものすごく笑いたいのに我慢してました。(好きなキャラは幽遊白書の飛影やツインシグナルのパルス、スラムダンクの流川でした)


小学校の文集の「クラスの○○な人ランキング」で「明るい人ランキング」がありました。私これ1位でした。みんな普段は私を暗いと言ってるくせに、ふざけすぎ。

まあ、今だったら子供が言ったことだからと気にしないのですが当時はすごく嫌だったんでしょうね。逆に「明るい」という単語が大嫌いになってました。


高校生になって、今まで溜めていたものが一気に放出されました。相変わらずクラスでは大人しかったですが、仲の良い友人や部活が一緒だった人達には「明るい・元気」と言われました。生まれて初めて言われたので驚きました。嬉しかったです。


ある人に「最初は暗かったけどさー、明るくなったよねー」と言われました。

素直な人だったらここで「そうですか、明るくなれてよかったです」なんて言うんでしょうが、私は(はあ?)と機嫌が悪くなりました。

きっとこの人は数年に渡って暗いと言われたことがないので、「暗い」が電球が明るい暗いぐらいの軽い感覚なんです。

その場で言い返せばいいのに私はこのことを10年後に伝えます。

相手は細かいことをあまり気にしないタイプで、自分が「おばさん」と言われても「太った」と言われてもそんなに気にせず「そうなんだよねー」と言うタイプです。

私はその人に伝えました。チビにチビ、ハゲにハゲ、デブにデブって言っちゃいけないように、暗い人に暗いって言っちゃいけないんですよ、と。


あと都内のボイストレーニング(発声練習)に通っていたことがあります。緊張で声が震えてる私に先生は「小さくて声」と評価しました。

(緊張しとるんじゃい!)と心の中でキレてしまった私は先生に理由を伝えず教室をやめました。

今の私は見た目は大人しいけど、意外に大きな声で話すうるさい人です。

以上







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