第129話 スズムシは好きかもしれません
ただし、小さいのに限るですけども。
っていうかスズムシは赤ちゃんくらいのサイズはどこからか家の中にあがってきてしまって、外に逃してあげるのですが、問題は驚く程大きいサイズの子の方です。
少し前まで、ポットンだった時の最後? の思い出なのですけど、夜におトイレのドアを開けたら、大きいサイズのスズムシが真ん中でこっちを見ているのです。
親父さんはもう眠ってしまっていましたが、これは困る、と思い、なんとかしてもらいました(詳しい事情はもろもろきちゃなくなるので書けません)。
で、です。突然の家族会議勃発ですよ。
だって、あれだけの大きさ、たとえばそこそこ大きくなりそうだな、程度の蜘蛛くらいありましたよ。
その大きさと脚力を活かして、三角跳びで下から上がってきたのだろうか? いや、トイレの蓋は閉まっていた。
と、なると、誰かがおトイレのドアを開けていた間に侵入したか、そのどちらかになります。
そして、換気扇はついているものの、おトイレの中はめちゃくちゃ暑いので、親父さんがよくじゃーん、とばかりに開け放していることがあり。
以前その手でトイレの中でアシダカさんとバトルになりましたし(深夜三時頃)、その説が濃厚なのです。
けどまぁ、ちょんちょん飛び跳ねるだけですし、毒もないし、素敵な音楽を聞かせてくれますしね。できれば見逃してあげたいのです。
つづく
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