第124話 しば犬の彼との生活

 さてさて。しば犬の彼、ようやくシャンプーに慣れてきたようで、まったく暴れなくなりました。


 そして、彼お得意のブルブルがあるので、軽くタオルで拭くだけで、あっという間に乾いてしまうのです。


 で、その後。神々しいほど真っ白になった胸元やら背中やら、どこでも触ってもいいんだぜぃ、みたいな余裕まで出てきたようです。


 本当にシャンプーの後はフワッフワで、できればずっと触っていたいところですが、彼にとってストレスになってしまうといけないので、彼の顔色を伺いつつ、なでるのをやめます。


 そうすると、もういいの? なでなくていいの?


 の、圧が。君、そんな圧をいつ覚えたんだい?


 そんなわけで、今日も彼は元気です。


 つづく

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