第123話 親父さんが蜂に刺されました
サブタイのまんまなのですが。
ちょっと留守にして、家に帰るなり黒バチであってるのかな? 普通の黒バチより少し大きいサイズのものが、私の顔をかすめて飛んでゆきました。
一瞬、F1グランプリ? と疑うほどの音速で、けど早すぎて見つけることができず、もやもやした気持ちでいたら、ガラス戸に当たり散らしていました。
恐怖を感じ、またそこはしば犬の彼がくつろぐ場所でもあったので、なるべく殺虫剤に頼らず、親父さんに頼みました。
最初は素手で捕まえに行こうとした親父さんでしたが、さすがに恐怖を感じてハエたたきを渡すと、一発でしとめた? と思うのもつかの間。ガラス戸って、ツルツルしてるじゃないですか。なので実質捕えただけで、どうするのかな? と見守っていたら親父さん、ガリゴリと素手でハエたたきの上から蜂をおさえつけ、そして指を刺されました。
すぐに痺れてきたみたいですが、こいつのせいで、みたいな感じで、殺虫剤の缶の裏でガシガシと叩き。
で、そこからの親父さんのすごいところは、すぐに刺された指を口ですって毒を出し、水道の水でジャカジャカ流し、アルコール消毒。
この隙に、毒が体に回らないよう、親指で器用に抑えていました。
数回それを繰り返すと、親父さんはケロッとしていました。
これからの季節、虫が活発になってきますので、皆様もどうかお気をつけください。そして、決して素手でとらえようとはしないでくださいね。
つづく
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